【#オフログ】天皇杯の使用球
明日は天皇杯3回戦の京都戦が行われるということで、試合球も天皇杯仕様のものに変わります。
ボールに関しては、大会ごとに変化するわけですが、選手に聞くとこの天皇杯仕様のボールは、Jリーグで使っているボールとの違いが感じられるものになっているそうです。
中村憲剛は、蹴る時の微妙な違いを口にしていますが、そのボールによるシュートを受ける側のGKはなかなか大変なようです。
新井章太によるとシュートが「ブレる」とのこと。ボールの表面が「つるつるしててJリーグのものとは違う」のだと話します。ちなみにJリーグのボールは「引っかかるブツブツ(突起)があるから、取りやすいと言えば取りやすい」と話しています。
流体力学的に言うと、球面に突起がある方が、その突起部によって乱流が発生し、後ろの気流が安定しやすくなります。逆に表面がなめらかな場合、球体の背後の気流が大きく乱れ、それがボールをぶらす方向に作用します。
いずれにしても、表面がなめらかなボールは、ブレやすくなるということ。ミドルシュートなどは狙い目かもしれないですね。