2015年07月11日 19時21分　
カテゴリ： ★無料記事 • 試合レポート
タグ : vsFC東京 • 多摩川クラシコ

意識が変われば、サッカーが変わるということを示した立ち上がりではあったが、早すぎる展開にパスワークが付いて行けず、崩しきるところまでは作れず。
次第にペースダウンするのと同時にFC東京がフロンターレのペースに慣れた側面もあり、膠着状態に。FC東京は左サイドからの攻撃で形を作り、セットプレーを奪い続けるが、フロンターレはこれをしのいだ。

前半は0-0で折り返す事になったが、消えがちだった大久保嘉人を起点にもう一度やり直したい。立ち上がりに見せた勢いのあるサッカーに精度を加えて、後半に臨んでほしい。

後半に入り、フロンターレは中盤の3枚に流動性をもたせることで試合を有利に運ぶ。人とボールを動かして、ペースを握った。
後半開始直後の52分に小宮山尊信がサイドをえぐり、最後はエウシーニョが柔らかいパスをゴールに決めて先制。

前にかかるFC東京の圧力をいなしつつ、うまくチャンスを作ったフロンターレが73分にレナトの直接FKを決めて2-0とした。

井川祐輔の意外性のあるカウンターからのダイレクトボレーなど、追加点のチャンスはあったが、何よりも無失点で試合を締めることに成功。2-0でファーストステージのリベンジを果たした。