リーグ戦得失点差+22のオレンジ軍団に積極的な守備で対抗。3回戦進出を狙う【天皇杯2回戦 vs.清水エスパルス Previewぷち★ぎふ/無料コーナー】

ガイナーレ鳥取戦後記者会見での上野優作監督。©FC GIFU
6月7日、FC岐阜はIAIスタジアム日本平で天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会 2回戦に臨み、J2の清水エスパルスと対戦する。清水は秋葉忠宏監督就任後のリーグ戦で第10節レノファ山口FC戦6-0、第11節大宮アルディージャ戦3-0、第14節いわきFC戦9-1、第15節藤枝MYFC戦5-0、第18節ツエーゲン金沢戦3-0と、3得点以上の大勝が多く、6月4日現在でリーグ戦総得点は38、得失点差は+22と、攻撃力はJ2屈指。一方でジェフユナイテッド千葉、FC町田ゼルビア、モンテディオ山形に黒星を喫し、決して難攻不落の城ではないことも事実。上野優作監督が「しっかりとした戦いをしにいく」と言うとおり、あくまでも勝負をするためにアイスタへと向かう。
◆引いて構えたら相手の思うつぼ
J3第12節ガイナーレ鳥取戦の勝利から一夜明け、上野監督は選手たちに「時間をかけてここまでやってきて、少しずつ自分たちのやろうとしていることが色々な局面で表現出来るようになってきている。このあとまだ半分以上シーズンが残っているのでそこに向けて加速していけるようにしよう」と話したという。
今後のリーグ戦に向けて弾みをつけるためにも、清水が強いからと臆することなく、堂々と立ち向かっていきたいところ。守護神の茂木秀は、強度の高い守備で相手の攻撃を封じようと各チームが臨んでくるJ3の環境との差を考慮し、清水戦ではある程度自分たちがボールを保持出来ると想定。そのうえで推進力をもって自分たちの陣地に向かってくる清水に対し、どう守るかがこの試合のキーポイントになると喝破した。
「構えたらたぶん相手の思うつぼですし、引いて守ったり、うまく守ろうとしたら、そこに対応出来るほどの力量はたぶんまだぼくらにはないと思うので。相手の向かってくる姿勢に対して、ぼくたちもそこは引かずに、強いプレッシャーをかけつづけることが今回大切かなと思います。
相手の能力は高いですし、いい試合をするという意味でも、ぼくたちから仕掛けるというくらいの意識でやらないと、絶対にこの試合を自分たちの側に持ってこれない。自分たちが絶対に勝つんだというプレッシャーを相手に与えることで相手も嫌がるのではないかと思います」
上野監督も「我々が新潟医療福祉大学さんとやるときと同じようなプレッシャーを清水さんに感じてもらいたい。思い切って闘える準備をしていきたい」と言い、強敵相手でも一歩も引くつもりはない。この経験を今後に活かすためにも、アグレッシブな姿勢でオレンジの壁に当たっていく。
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