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FC岐阜、120分間で力尽きる。J1アビスパ福岡撃破にあと一歩と迫るも悔しい敗戦【天皇杯3回戦 vs.アビスパ福岡 Report ぷち★ぎふ/無料コーナー】

 

J1福岡を相手に健闘。久保田和音がボランチの位置からチームを支えた。©Kaz Photography/FC GIFU

 7月12日、FC岐阜は岐阜メモリアルセンター長良川競技場で天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会 3回戦に臨み、アビスパ福岡と対戦。前半39分に先制したが後半39分に追いつかれ、延長戦に突入。延長後半10分に勝ち越し点を許し、1-2で敗れた。勝てばラウンド16に進出し、栃木SCと対戦するところだったが、全国32強での大会敗退が決定した。

 先制ゴールはセットプレー。北龍磨のフリーキックを三國スティビアエブスが頭で落とし、田口裕也がつなぐと羽田一平が豪快に右足を振り抜いて決めた。羽田はプロ入り後、公式戦初ゴール。

 田中達也と山岸祐也、ふたりの元岐阜メンバーを擁する福岡は分厚い戦力で長良川にやってきた。先発メンバーを統率するキャプテンは元川崎フロンターレ、FC東京などでプレーしたセンターバック奈良竜樹。田中、井手口陽介、城後寿、ルキアン、ウェリントンが名を連ね、ベンチにもドウグラス グローリ、前寛之、金森健志、佐藤凌我、そしてエースの山岸が控えていた。攻勢を増す福岡は後半だけでシュート数14本。前半のようにはボールを保持出来なくなった岐阜は防戦となり、2回戦につづくアップセットまであと6分となったところで前嶋洋太のクロスを佐藤に頭で決められ、同点に。最後はPK戦まであと5分という延長後半10分に金森が蹴った左コーナーキックからドウグラス グローリにヘディングシュートを許し、万事休す。悔しい敗戦となった。

 16強進出の夢を打ち砕かれる結果。しかし体力的にフレッシュで士気が高く、メンバー間の連携がとれている、普段なかなかリーグ戦に出場できていない選手たちが結成したチームは、これぞ岐阜が目指すひたむきなフットボールだというプレーを存分に見せた。2回戦、3回戦とも直近のリーグ戦から中二日という厳しい日程にあって、クラブの誇りを背負い闘った選手たちには尊敬の念以外ない。いい練習をしていれば格上相手にも容易に屈しない試合が出来るということを彼らは証明した。この悔しさをぶつけるべきはこのあとのJ3。今後はリーグ戦メンバーとの融合を進め、チームの、そしてサポーターを含めたクラブの総力を挙げ、J2昇格レースに向かっていきたい。

◆正直、勝てるゲームだった

 試合後の久保田和音は淡々とした口調のなかにも悔しさをにじませた。

「正直、勝てるゲームだったなとは思っています。最後の後半の苦しい時間帯に点を獲られてしまって、そこで自分たちの、その前にもっと自分たちの時間を作って、自分たちのサッカーが出来ていればというのはすごく思っていますし、でも、やっぱりそれを出来るだけの力がなかったんだなとも正直に思っています。あの時間帯で失点しない、得点させないようなボールの持ち方であったりとか守備の改善は、もっとしていかないといけない」

 健闘した選手たちを率いた上野優作監督も、後半の苦戦を認識していた。

「前半は少しボールを握る時間があったんですけど、後半立ち上がりから押し込まれてしまって、なかなか自分たちがボールを握る時間が出来なかったところは、押し込まれる展開になったひとつの要因だと思います。あそこで自分たちがもう少し勇気を持ってボールを握って前進させて、相手コートで展開していくことが必要だった」

 上野監督はディフェンスを称えたが、粘り強い守備で耐え抜くにも限度がある。前半のようにボールを保持し、先制点を活かしてリードしたまま閉じたいところだったが、それが出来なかった要因を反省し、今後に活かしていく必要があるだろう。しかしその問題も、きわめて強度高くプレーするJ1クラブと対戦しなければわからなかったことだ。トップレベルのフットボールはこうだというものを想定し、J2勢を撃破したことで、体験してみなければわからない領域に近づいた結果が今回の福岡戦だとすれば、上野監督のもとチーム全体でプレー強度を高め、新しいスタイルに取り組みつづけてきた意義は確実にある。

 課題はいろいろと出てきた。サイドを突破されないよう5バックに布陣を変更したが、そのサイドから自分たちが上がり、時間を作ることが出来なかった。上野監督は「チーム全体でもう少し前から守備に行きたかった。最後は横からのボールで2失点しているので、クロスの守備、セットプレーの守備。そこは課題です」と、守備の改善するべきポイントを挙げつつ、攻撃についても「後半きつい状況でもしっかりポジションをとって自分たちがボールを前に進めていくということは考えないといけない」と述べた。

 こうした一つひとつに向き合い、克服していくことでチームは成長する。これからも歩みを止めず、高い理想に近づくべく、真摯に分析とトレーニングを継続していきたい。

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