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小松裕志代表取締役社長インタビュー「FC岐阜がめざすもの」後編【2023FC岐阜始動/2月13日17時から無料公開】

 
 上野優作監督のもと、改めて基礎からフットボールを叩き込み、攻撃的なスタイルを築き上げていこうとしているFC岐阜。そのピッチ内の方向性は、このクラブが目指すもの、このクラブが掲げている理念から導き出されたものだ。これから先どこを目指そうとしているのか、小松裕志代表取締役社長の語り下ろしによって解きほぐしていく。
 
◆建設的な議論が出来れば
 

撮影:後藤勝


 選手を獲る獲らない、出す出さないに関しては、もちろん現場の判断を尊重しています。地域に根ざした若い選手を増やしていき、躍動するサッカーを披露するという目指す方向性からすると今年の編成は悪くないし、新しく入った選手に日本代表クラスの才能を持っている選手もいると、上野監督から聞いています。あとは彼らをしっかり育てられる環境を、我々は作っていかないといけない。
 
 ウインドーは3月まで開いているので、常に色々な話はあるのですが、そういう補強がどうとか言うよりはむしろ今の、若手中心のトップチームにシーズンを通してしっかりと強くなっていってもらう、チームとして完成度を高めていくというところにフォーカスが当たっていると思います。
 
 新しい監督の上野さんは代表のコーチでの評価は高いですが、トップチームの監督としての経験はほぼない。ですから、他のクラブは獲得に尻込みしていたかもしれないですね。でもたとえばアルテタはマンチェスターシティでコーチとして指導者を始め、監督としては新人の状態でアーセナルの指揮を執り始めましたけれども、数年が経ってプレミアの優勝争いをするところまで来ています。
 
 上野監督には細かいフットボールの理論を直接聞いたうえで、こういうサッカーを教えてくれる人が岐阜には必要なのではないかと思いました。岐阜のためになろうという想いで闘ってくれる選手は多いのですが、どうやって頑張るかということがわかっていない。そこは戦術であったり監督の方針で、時間をかけたほうがよくなるだろうと。
 
 今後、大企業さんの莫大な支援を得ない前提でどうチームをつくるかと考えたら、当然時間をかけるところ、力を入れるところは明確になってくる。その過程のどこかに昇格は必ずあります。努力は常にしているので、チャンスがあればいつでもそこの枠には入りたい。
 
 FC岐阜は常にいなくてはならない存在にならないといけないと思います。行政がSDGsやカーボンニュートラルの活動をしようと言ったときに、人を集めたりイベントをするのも困難だという場合にFC岐阜をうまく活用していただければ、より影響力を行使出来る。そういうときに「ウチを使ってくださいよ」と言える存在でありたいんですね。みなさんに頼っていただき、我々に出来ることを愚直にやらせていただいたうえでそれがやがては毎週の試合に足を運んでくださる方々の数に反映され、お互いが手を取り合うような形になるのが一番いいと思っています。
 
 色々と述べてきましたが、岐阜で一番愛される集団になっていくためには、にわとりとたまごの関係になりますが、結局は魅力的なチームにならないといけないですよね。株式会社でサッカーというスポーツをやっているので、まずは強くないといけない。そのために(フロントである)私が出来るのは、監督や選手を連れてきたり、練習環境を整備したりして勝つ確率を上げることです。
 
 サッカーの事業をしていますが、その前に私たちがどういう心意気で仕事に従事し、どこに気持ちを向けるのか。それがぼくらクラブのフィロソフィーであり、提供出来るバリューがあって、そのミッションを達成するためにどういうスピリット、つまり行動指針を持つか。我々はクラブとして一番愛される集団を目指すんだ、我々はこういう気持ちで働くんだということを発表して、サッカーについてはそこからの話だと思います。とは言いながらも、今後岐阜の風土を採り入れながらどういうベクトルのサッカーを目指すのかははっきりさせていこうとしています。
 
 選手についても、ピッチ内の技量は確かに大事であるけれども、巧ければいいとか点を獲ればいいとかではなくて、FC岐阜のエンブレムをつけることに対するロイヤリティ(忠誠心)がないといけないと思っています。ぼくらが目指す方向は岐阜県で一番愛される集団になることなので、ピッチ内では勝っていても負けていても必死に闘わなければいけないし、オフ ザ ピッチのところでは日常からの一人ひとりの行動が大事になってきます。
 
 それにはまずクラブとしてどこを目指すのかを規定しないといけない。組織のルール、目指すところを明確にして一人ひとりがどう働くのか、そこから転じてサッカーではこういうところを目指すというところが具体的になっていく。
 ファン・サポーターのみなさんは気になることがあったらいつでも私に言ってください。皆様あってのFC岐阜ですから、一枚岩となって岐阜県をよくしていきたい。どんなことでも意見をいただければお答えしますし、建設的な議論が出来ればと思います。
 
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