【赤鯱短信】ただひたすらに自分と向き合って。金井貢史に復活の兆しあり。
日記を見ると、悩める自分がそこにいたのだという。金井貢史がこまめに日記をつけているなんて、彼のキャラクターからするとうまく想像できないのだが、かれこれ3ヵ月目に突入しているらしい。長谷川アーリアジャスールからも薦められた『メモの魔力』はまだ読んでいないが、その考え方には既に触れており、「普段の行ないを気づいたらパッと書く」が、開幕後からの習慣になった。奥様にも「3日坊主で終わってないね」なんて言われているとのことで、やはり金井にとっては異例のことなのだと思わず首肯。前節のルヴァンカップでフル出場し得点も挙げ、「これがオレにとっての本当のスタートです」と強い手応えを口にしたことが、こうなるとまた深い意味を帯びてくる。月並みな表現で申し訳ないが、彼はようやくトンネルの出口を見つけたのである。
(残り 2020文字/全文: 2368文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ