赤鯱新報

【赤鯱短信】杉森考起の“覚醒”に見る、佐藤寿人の興味深い視点。

プロ4年目にしてようやく名古屋でのプロ初ゴールを決めた杉森考起だが、彼の東京V戦でのパフォーマンスについての周囲の反応は様々だ。例えば風間八宏監督は「一番大事なのはどれだけチャンスができるか。そこに考起は絡んできている」と成長を認め、年齢の近い青木亮太は「今日(水曜日)の練習でも考起は外した」と手厳しい。田口泰士は「まあ、決めていれば違う結果になっていた試合でもあったし、(福岡戦に向けては)ガツンと言っておきましたよ」と一層の精進を促していた。反省点は多いものの、1得点+自ら引き出した3度の決定機というプレーの質はやはり素晴らしいものに違いはなく、次の実戦がこれほど楽しみな選手もそうはいない。

まさに伸び盛り。その若手の活躍を他の選手とは少し違う視点で喜んでいるのが、佐藤寿人だ。

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