赤鯱新報

【名古屋vs鹿島】プレビュー:素晴らしい内容を結果につなげるために。チームが進化するチャンスに、全精力を注ぎ込め。

■ヤマザキナビスコカップ グループステージ 第3節
4月6日(水)名古屋vs鹿島(19:00KICK OFF/パロ瑞穂)
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東京で発見した新たなバランスに、そしてつかみかけている前進への手応えに確信を持つために。過密日程を承知で名古屋は全力で鹿島に立ち向かうべきだ。

土曜日に行われたリーグ5節のFC東京戦は、改めて振り返るに何とも奇妙なゲームだった。森重真人の独壇場と化したピッチで名古屋は今までにない動きを見せ、指揮官に新しいビジョンを描かせるに至っていたからだ。「下を向く内容じゃない」。試合後の記者会見で小倉隆史GM兼監督が口にしたこの一言が持つ意味は大きい。普段から「勝ちにこだわれ」と選手に勝負のメンタリティーを要求し、とてつもなく高い理想の追求を続けている男が、敗戦の内容を評価したのである。もちろん手放しでの評価ではなく、前戦の湘南との試合がかなりの不出来だったことでのカウンターもあるだろう。それでも、「狙ったものを出すことができた」試合を、次につなげない手はない。

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