【若鯱通信】今年も高円宮杯U-18プレミアリーグWESTが開幕!U18高田哲也監督インタビュー(1)(2293文字)
Jクラブや高体連といったカテゴリーを超えた、高校生年代の日本最高峰リーグが今年も開幕する。昨年、首位との勝点1差で4位に終わる熱戦を繰り広げた名古屋グランパスU18は、その実績をもって優勝を現実目標に掲げ挑む。4月12日(日)の開幕戦へ向け、高田哲也監督と中心選手の森晃太選手、池庭諒耶選手に話を聞いた。
※森晃太&池庭諒耶選手ミニインタビュー
※いよいよ開幕 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST(JFA)
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■「攻撃面での選手の個性やバリエーションは間違いなく今年の方があります」
Q:いよいよ開幕です。去年の成績を踏まえれば今季は優勝を現実目標にやっていくのでしょうか。
●高田哲也 U18監督:
そうですね。チーム力的には去年とそれほどに変わらないですし、攻撃面での選手の個性やバリエーションは間違いなく今年の方があります。あとは守備のところで去年は選手がハードワークをして良い方に転じてくれたので、成績が良くなったところがありました。GKに年代別日本代表の選手がいたところが今年はいませんが、そこまで大きくメンバーが代わったわけではないので、どれだけできるか。守備は前線から始まりますから、全員がどれだけ守備意識をもって90分間を戦えるか。攻撃のための守備をしっかりする、守備ができないと良い攻撃はできないと選手たちには常々言っていますので、そこの意識はだいぶ良くはなってきています。でも高校生はまだ一つのプレーに感情が左右されてしまいます。脆さもそこに出てくるので、選手全員でカバーできればいいと考えています。
Q:そうした点では上級生の力や責任感が重要になってくると思いますが。
今年は3年生が中心となるメンバー構成になります。そこに数名の1年生、2年生が入ってくる形になります。特に春先はそうなりますね。しかし存在感はあっても強烈なリーダーシップが執れる選手はまだいません。それは試合を重ねながらですね。森晃太、池庭諒耶、吹ケ徳喜あたりの2年生の頃から試合に出ている選手たちにはリーダーシップが執れないなら少なくともプレーで見せてくれと。彼らはトップチームに上がれる可能性のある選手の筆頭なので、責任感を持たせたいところもあるんです。上を目指すような選手ならば、責任を曖昧にせずに、一つ一つのプレーと90分を通してのプレーの両面で、しっかりやれと強調して言っているところです。
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