「統一感のない後半の戦いと決定力不足で逃げ切りも追加点もならず、屈辱的な逆転負け」【2019明治安田生命J2リーグ第24節 甲府1-2岡山 レビュー】
2019年7月27日 甲府1-2岡山(18:03K.O/山梨中銀スタジアム/入場者数5,624人/天候曇 弱風/気温 25.6℃/湿度 69%)
得点者 32’曽根田(甲府) 83’イ・ヨンジェ(岡山) 90’+2イ・ヨンジェ(岡山)
△〇○○△△〇△●○△●●○〇〇△●○●●〇●●
「何度もチャンスを逃し、ミスを責め合い、勝てる試合を落とした」
前節の長崎戦(0-1●)も今節の岡山戦(1-2●)も後半途中にCBの小出悠太を右のWBに出してから失点している。小出のプレー云々ではなく、終盤にディフェンスラインのバランスを変えたことが――勝っていれば”素晴らしい判断“と称えるけど――失点に繋がった…結果論。”小出はCBのままでWBを代えればいいのに…“と思った人は少なくないと思うが、ふと思い出すのは城福浩監督(現・広島監督)時代。同じシステムなので監督の判断が重なることもあると思うが、城福監督が右ストッパーの土屋征夫(現・東京23FC)を後半途中に相手の左サイドをケアするために右のWBに入れたことがあった。結果的には大失敗。土屋は前後の動きにはストロングポイントが出るが、横の動きがあると何度も痛めた膝が動きについていけなかった。土屋と小出を同じように比べているのではなく、チームを内側から見る監督にしか分からない判断で、結果に責任を持たない外野から見るとよく理解できないこともあるという話。結果論として。
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