山梨フットボール

「前半と後半は別の顔。賭けに勝てなかったが、負けなかった岡山戦」【2019明治安田生命J2リーグ第6節 岡山1-1甲府 レビュー】

J2第6節岡山戦の先発メンバー。闘争心満々で前のめりの今津佑太(後列右から2人目)の右隣りのジュニオール・バホスが距離を取ってスカしている感じが気になる…。

2019年3月30日 岡山1-1甲府(14:03K.O/シティライトスタジアム/入場者数7,298人/天候 晴 弱風/気温 16.6℃/湿度 65%)

得点者 48’田中裕介(岡山)90’+7(P)佐藤洸一(甲府)

△〇〇〇△△

「納得しがたい先発起用も、脱“悪いサイクル”の糸口は見えたジュニオール・バホス」

は、期待する気持ちがそんなに湧かなかったジュニオール・バホスの先発。前節の金沢戦(1-1△)は25分しかプレーしなかったバホスが、“違和感”を理由に出場を回避した翌日の松本とのTM(3/24、1-2●)のあと伊藤彰監督は、「トレーニングでしっかりやらないとコンディションは上がらないし試合で活躍できない。活躍できなくてコンディションが悪ければケガに繋がるし、ケガをしたらトレーニングができない。悪いサイクルにどんどん入って行く」と話していた。そのサイクルから抜け出すきっかけにするための“賭けだった”という先発起用。岡山戦は、刹那の“賭け”に勝ったとは言えないが、“賭け”に負けてはいない、脱“悪いサイクル”の糸口が見えてきたように感じた。

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