山梨フットボール

伊藤彰監督「満足はいっていないが、勝点1は最低限のところ」【無料記事 J2第1節 大宮0-0甲府 コメント】

甲府のファン・サポーターの皆さんが3000人弱来てくれたことに感謝しています。試合内容は開幕戦の堅い内容で前半が過ぎていく中、後半に入ってボールを握ることができる時間が増えつつ、お互いに決め切れなったことが引き分けに繋がったと思っています。今後アタッキングサードで点を取らないといけない。もう少し取り組みたい。

――開幕戦で勝点1という結果に対する感想、評価は?

満足はいっていないが、勝点1は最低限のところ。大宮は昇格を争うチームでナンバー1,
2の力を持っているチーム。お互い勝点1は、自分の中では及第点かなぁと思います。

――目指すサッカーに対するものはどこまでできたと手応えを感じていますか?

前半にかけては少し硬い入りで、守備ベースというところと、相手のボランチが下りて(両WBが上がって)4バックになってボールを動かしていて、我々はそこにプレッシャーを掛けることができていなかった。後半に入って、少しボランチのところから牽制を入れつつ、相手も3枚で回してきたりということがあったので、我々がプレッシャーを掛けることができて、押し込む時間ができたと思います。その中でボールコントロールができないか…、中盤でもう少し落ち着いて回せるような状況を作って、イニシアチブを取ってゲームを進められるとアタッキングサードのところでチャンスを作ることができると思う。この一週間で改善していきたい。

――大宮の手強かったところは?

しっかりオーガナイズされていて、ディフェンスのところは5-4-1で守りつつ、アタックは3-2-5で動かしてきたり、オーガナイズを変えて4-1-5で回してきたりとか、我々にとってみると狙いづらい状況が多々あったと思う。その中で我々は準備をしてきたが、それ以上にボランチの大山(啓輔)君や石川(俊輝)君がゲームをコントロールしながら(我々が)背後を取られている場面が多々あったので、彼らのゲームコントロールは我々にとってすごく難しかった。

――大宮は伊藤彰監督にとって古巣ですが、この試合にどういう気持ちで臨みましたか?

このクラブで10年以上指導者として育ててもらいました。その恩があるクラブですし、そこに対して相手チームの監督として戦えたことを光栄に思います。

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