ヴォルティススタジアム

【長野vs徳島】吉田達磨監督記者会見コメント「勝てなかった事もそうですが、スコアも非常に厳しいゲームになりました。本当に申し訳なく思っています」

■YBCルヴァンカップ 1stラウンド 第1回戦
3月13日(水)長野 5-1 徳島(19:03KICK OFF/長野U/2,248人)
得点者:18’イスンウォン(長野)31’近藤貴司(長野)40’近藤貴司(長野)55’カイケ(徳島)66’加藤弘堅(長野)88’木原励(長野)
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〇吉田達磨監督
本当に厳しい日になりました。ものすごい寒い中で僕たちのサポーターも来ていただいた中で、勝てなかった事もそうですが、スコアも非常に厳しいゲームになりました。本当に申し訳なく思っています。

試合全体で言えば、我々にあった2つの大きなチャンスのうち、少なくとも1つは決めなくてはいけない試合だったと思います。そこから1失点目はボックス内で石尾が(相手と接触して)転倒して、それを得点に結びつけられてしまいました。得点を取るチャンスがあった中でああいった形で失点をしてしまいました。それ以降の失点というのは自分達のミスが絡んだことやパスがうまく飛ばせなかったことでした。先に得点チャンスがある中で得点できずに、アクシデントのような形で失点を喫して、それでも選手達は戦う姿勢を見せてくれたと思います。

後半は選手達には『コツコツと一度に3点取れないので1点ずつ返そう』と言いました。セットプレーは選手の人数が関係ないので大事になると話していた中で1つセットプレーから返してくれました。その後はもしかしたら点を取られるかもしれないが、俺たちがここへ来て戦う姿をしっかり見せようと言い、その通りにプレーをしましたが、スペースができて最後は力が残っていないような状況でした。失点に関して責められる選手達はいないと思います。

ただ選手達は、リーグ戦からカイケ以外のメンバーは全員入れ替わってモチベーションは当然あったと思います。立ち上がりからプレシャーをかけて果敢にゴールを狙って、シュートチャンスを作って決定機を作って、だけどそれをものにできなければ流れは逆に行ってしまう。サッカーの厳しさを痛感した、そんなゲームでした。

リーグ戦はまだ35試合ありますし、ルヴァンカップは終わってしまいましたが、天皇杯も残っていますから、残念な夜ではありますが、努力を続ける、それだけをしっかり狙って、最終的にはいいシーズンになっていくような、そんな反発力をチームにも選手にも期待したいと思います。

Q:リーグ戦では『エネルギーが足りない』とおっしゃっていましたが、今日の試合についてはいかがでしたか?
僕たちの中ではエネルギーというのは非常に高くモチベーション高く出足よく試合に入ったと思います。

Q:前半の15分くらいまでは徳島が攻めてチャンスも多く作っていたと思いますが、その後ズルズルといってしまいました。ここ2試合そういった試合が続いていますが原因はどう分析していますか?
今日の試合に関しては、本当に決定機があってそれを決め切れなかった。そして1失点目がショックというか、僕たちもディフェンダーがペナルティボックスに入ってマイボールでしたから、そこから奪われてしまったことで精神的に落ちるというのはありました。ただその後も反発してやっていましたし、失点シーンというのは攻めに出て、多少焦りがあったと思いますけど、クリアミスとか次のところで引っかかってしまったところでした。なので、リーグ戦とは違う展開という言い方が正しいかわかりませんが、それでも攻めていこうという姿勢を出していましたから、ズルズル崩れたというよりはピンポイントでミスやアクシデントが出たという事だったと思います。リーグ戦とは違う失点の仕方というか持っていかれ方だったと思います。

Q:スコアを見ると厳しい結果でしたが、収穫はあったということでしょうか?
収穫は本当にあったと思います。前半はこうしよう、ああしようと言っていたことが基本的にピッチの中で起きていましたし、そう見えました。ただ、決めるべき時に決めなければいけないですし、(前半に)3点取られましたが、1点ずつ返していけばよいと思いましたし、返していこうと思っていた中で、ハーフタイムを迎えようと思いましたが、非常に厳しい退場になってしまいましたが、10人でも攻めようという姿勢を失わずにできたと思います。

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