ヴォルティススタジアム

【鹿児島vs徳島】吉田達磨監督記者会見コメント「今日の試合に関してはシステムの変更の場面など、僕自身が見直さなくてはいけないところですから、選手の力をしっかりと引き出せるような配置・人選をもう一度見直したいと思います」

■明治安田生命J2リーグ 第2節
3月2日(土)鹿児島 2-1 徳島(15:10KICK OFF/白波スタ/7,034人)
得点者:54’棚橋尭士(徳島)76’鈴木翔大(鹿児島)90+2’武星弥(鹿児島)
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〇吉田達磨監督
前節、甲府戦ではいいところを出せず、先制され攻めに出てさらに失点するという負け方をしました。引き締めるのと同時に選手達がリラックスして臨めるように準備して鹿児島へ来ました。結果、逆転負けしてしまい本当に残念に思います。

先に点を取りましたが、そこからの試合運び、プランも含めて検証する必要があるかなと思います。

立ち上がり、選手達の動きは硬さもなく、鹿児島さんのおそらく来るであろうハードワークとプレッシャーの中、ボールをしっかり走らせてプレーしてくれました。前半に1点欲しかったですけど、前節を考えれば0-0は悪くなかったと思います。

後半、立ち上がりにプレッシャーを受け始めましたが、基本的には我々の小さなミスからスタートしたものでしたので、徐々に盛り返していけるだろうと思っていました。先制できたので流れとしては払拭されると思っていましたが、鹿児島さんのホームの圧力が強まる中で、相手の攻撃的な選手がランニングに対する対応で(DFの)枚数を変えたのですが、それが逆に私たちの押し返すパワーを失わせてしまったかなと今は思います。

ゲーム自体はいい入りとそれなりの景色というのを選手達は十分に見せてくれましたが、僕自身が選手達の力を引き出せなかったと思います。秋田戦に向けて結果をしっかり受け入れて受け止めて、選手達と一緒に立ち上がって次に向かっていきたいと思います。

Q:先発メンバーを入れ替えた理由を教えてください。
開幕戦に向けて準備してきた中で競争の中でメンバーを選びました。甲府戦は硬さもありましたし力を出せなかった選手も多少いましたので、鹿児島に来るにあたって、もう一度メンバーや戦略を見直してきました。特に何か狙いがあって変えたという事ではなく、アクシデント以外は競争の中でトレーニングを見て選びました。

Q:前半は非常にいいプレーができていて後半には先制する事ができました。ただ鹿児島がメンバーを交代してきたあたりからリズムが悪くなってしまいましたが、原因をどう見ていますか?
シンプルに取ったボールが収まらなくなったことが1つ、後は僕たちの左サイド、森と西野の間に入ってくる選手の動きに対して、森が外に引き出されるケースがかなり増えてきました。そこに対して早めに蓋をしたいということで本来は攻撃的な選手ですけど田向を入れて3枚にして、そこを塞ごうとしました。そして相手が出てきたところでWBを使って突いていこうと思っていました。ただなかなか押し込まれてしまい、跳ね返す力がありませんでした。

Q:次の試合に向けて。
何かを積み上げるとか、何かを大きく修正するというよりは、今日の試合に関してはシステムの変更の場面など、僕自身が見直さなくてはいけないところですから、選手の力をしっかりと引き出せるような配置・人選をもう一度見直したいと思います。

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