「先制ゴールには驚きがいっぱい」【頼もう!感想戦feat.小林忠】~明治安田生命J1第28節・横浜FC戦vol.2~
良い面と、そうではない面と、いろいろ見えた横浜FC戦。6分、島田譲選手のパスを受けて三戸舜介選手が決めた場面は、個人としてもチームとしても、良いところがたくさん詰まったシーンになりました。
■J1でも周りがよく見えるようになってきた
――残留争いの渦中にある横浜FCは、ある意味、背水の陣でビッグスワンに乗り込んできたと思います。アグレッシブにボールを奪いに行く戦いに活路を見いだし、『これで失点しても仕方ない』というくらいの割り切りすら感じられました。
それでも6分、新潟は意に介さないとばかりにボールを運び、早々に先制します。だから、『今日は横浜FCにアグレッシブに来られても、それに食われることなく、引き続き攻められそうだな』と感じたんですよ。ところが、追加点を目指してギアが上がるのではなく、なぜかトーンダウンしてしまいました。
「三戸舜介選手が試合後に話していたのは、25分の失点は、先制した展開、時間帯を考えても、非常に緩いものだった、ということです。先制した後の戦いはピリッとしなかったですね。
前半に関していえば、6分のゴールシーン以外のチャンスは終了間際に高木善朗選手、松田詠太郎選手が狙った場面くらい。なかなか自分たちで決定機をつくり出せませんでしたね」
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