ニイガタフットボールプレス

「鈴木孝司選手の、ちょっとヤバい話」【頼もう!感想戦feat.小林忠(日刊スポーツ)】~明治安田生命J1第23節・湘南ベルマーレ戦vol.2~

最後まで怒涛の反撃を貫いて、高木善朗選手の2ゴールで勝点1をつかみ取った湘南戦。いずれのゴールも、そのプロセスからすばらしい! 新潟の攻撃サッカーが、いかに鍛錬され、完成度の高いものであるか。選手同士の“分かり合い感”、ちょっとヤバいものがあります。

■それでも新潟はつないで攻める

――センターバックが、いかに攻撃に関わっていくかということでいえば、同点シーンも印象的でした。最終ラインの田上大地選手から渡邊泰基選手、トーマス・デン選手とボールが渡ったところで、前回の感想戦で小林記者が言っていた、“松橋力蔵監督はセンターバックに『できればボールを持ち出してから付けてほしい』と求めている”という話を思い出したんです。

それで、『前にちょっと運んで湘南のブロックを動かしておいて展開するのかな?』と思いながら映像を見ていると、新井直人選手にボールが渡って、そこからスルーパスが出た。なるほど、こうやって2点目を取ったんだ! と感心しました。

「めちゃめちゃ良い得点シーンでしたよね。鈴木孝司選手がGKへのバックパスにプレッシャーを掛けるところから始まって」

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