「新潟は、もっともっと強くなる!」【頼もう!感想戦feat.小林忠(日刊スポーツ)】~明治安田生命J1第23節・湘南ベルマーレ戦vol.3~
6年ぶりのJ1を戦いながら、スペクタクルなエンターテインメント性が少しも損なわれない新潟。それが必ずしも結果と順位に反映されているとはいいがたい現状ですが、だからといって焦燥感が生まれるわけではありません。膨らむのはチームがさらに進化し、強くなるイメージなのです!
■満ちあふれる得点のにおい
――湘南戦を取材して、小林記者的に気になったことはありますか?
「島田譲選手の働きぶりに、もっと脚光が当てられてもいいのではないか、ということです」
――確かにCKを蹴りに行くとき、スタンドを煽ったシーンはちょっとグッときました。
「途中出場で限られたプレー時間でしたが、“反撃するのみ”というシチュエーションで、きっちり1点目に絡んでいますし」
――長倉幹樹選手からパスを受けて、高木善朗選手への丁寧なラストパス。
「そこはもちろん、あの攻撃そのものが、島田選手が中盤でスライディングして相手ボールをつつき、新潟ボールにしたところから始まりました。しかも、そこから自らゴール前に上がっていって、アシストするポジションに入っていった。労を惜しまない島田選手らしいプレーぶりで、今回の勝点1の獲得に貢献しているところがすばらしい。
(残り 2599文字/全文: 3103文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ