ニイガタフットボールプレス

【頼もう!感想戦feat.成岡翔】~明治安田生命J1第1節・セレッソ大阪戦vol.2~「仕留める形」

成岡翔さんによる今回の指摘は極めて重要でしょう。2023シーズン、J1を舞台に新潟はこんなふうにゴールを仕留める。それをいきなり開幕戦で示したからこそ、チームの継続性と完成度の高さを主張できるのです。そして、この試合のマン・オブ・ザ・マッチを大絶賛です!

■最後はゴール前になだれ込んで

――開幕のセレッソ大阪戦で印象的だったのは?

「左サイドで連係しながらの崩しですね。前半だけで何度もありました。3人くらいがうまく関わってサイドを攻略する場面、特にペナルティーエリアの角のところですよね。そこに入り込んでいく関係性を含め、チャンスを作れていたのがとても良かった。距離感、動き出すタイミングと良い連係があって、相手は非常に守りづらかったと思います」

――左のコンビネーションでいえば、サイドハーフで先発したプロ3年目の小見洋太選手がポジティブな驚きを与えてくれたのではないでしょうか。対峙するのが毎熊晟矢選手、ジョルディ・クルークス選手とあって、守備対応の難しさがある中で奮闘していました。

「去年の小見選手のプレーを見てきた僕の期待値からすれば、もっと自分で行ってもいいと思いました。どんどん仕掛けてほしかった。そこはちょっと緊張もあったのかなと思います。それでも左サイドの連係が良かったのは、小見選手がしっかり準備してきたのはもちろん、ゴメス(堀米悠斗)、伊藤(涼太郎)選手もかなり気を配りながらプレーしていたからでしょう」

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