ニイガタフットボールプレス

春野へ、よう来んしゃった!~高知キャンプ案内2023~ (高知県観光コンベンション協会・坂本龍馬さんに聞く②)

いよいよ始まる高知キャンプ。今年は3年ぶりに練習が公開されます(一部非公開)。コロナ禍の中、地元・高知はチームを、サポーターを迎え入れるために、どのような準備を進めているのでしょうか。高知県観光コンベンション協会の坂本龍馬さんに話をうかがいます。(写真提供/高知県観光コンベンション協会)

■練習見学、そして観光を楽しんで

――新潟は3年ぶりに練習を公開し、サポーターの方が春野に来られます。

「すでにキャンプ中の2チームで言いますと、徳島さんは練習を公開していましたが、秋田さんは非公開となっています。クラブによって対応に違いがある中で、新潟さんは公開しますから、僕たちもそれに応じて準備しています」

――例年、高知キャンプは選手と触れ合える好機でしたが、今年は新型ウイルス感染症の予防対策として写真撮影、サインなどの対応がありません。

「サポーター、ファンのみなさんに練習を見学していただく場所は、春野総合運動公園の陸上競技場のメインスタンドになります。座席は十分にありますから、距離を空けて見学していただくことが可能です。

また正面入り口の周囲をチーム関係者専用として区切ることによって選手やスタッフとの距離を取り、動線を交わらないようにしつつ、チームにも見学するみなさんにもできる限りご迷惑がかからない形を考えています。

陸上競技場のメインスタンド入り口には、見学する上でのクラブからのお願いが掲示されている

高知にお越しのみなさんには、滞在中も従来通りの感染予防対策をして練習見学、観光を楽しんでいただければ。手洗い・うがいを行い、熱があったり体調がすぐれない場合は無理をせず、見学や観光を控えていただきたいと思います」

――3年ぶりに高知キャンプの練習が公開されますが、この間に春野運動公園を通るバスが廃線になってしまったんですよね。交通手段は各自で確保しなければならなくなりました。

「公共交通機関で非常に行きづらい場所になってしまいました。現在の最寄りバス停から運動公園はかなり距離があるので、レンタカーかタクシーを利用していただくことになります」

――レンタサイクルという手段もありますね。途中、山越えがあるので電動自転車が理想的なのかな…。

「それでも厳しいと思いますよ。市の中心部から10キロ近くありますし。僕も何度か自転車で行きましたが、たっぷり30分はかかります」

――練習見学と併せて、観光もぜひ楽しんでいただきたいところですね。1月から2月にかけての高知の楽しみ方は?

「観光的には閑散期なんですが、この時期の新潟に比べると青空が多く、日差しが出れば日中はとても暖かくなります。この気候を、まずは味わっていただきたいです。

それから冬場ですから、魚がおいしい時期になります。カツオのたたき、いろいろなお刺身など、ぜひ魚を召し上がってください。あとは毎年、チームに差し入れするフルーツトマト、山北(やまきた)みかんもおいしいですよ。特に山北みかんは、最もおいしくなる時期です。衝撃的な甘さに驚いていただければ、と思います」

(つづく)

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