ニイガタフットボールプレス

【笑門来福2023feat.北條聡】~vol.2~「イントロは壮大に、パート2」

壮大な序奏を経て、ようやく本題に入るかと思いきや。北條聡さんのイントロは、まだまだ続きます。新春球春放談のvol.2をお届けします。

■何かが変わるとき

――北條さんはサッカーと必ずしも隣接しているとは思えない分野、例えば経済の話をミックスするじゃないですか。それによって化学変化が起きる、的な。今回の遺伝子、脳科学の話もそうで。

「狙ってるわけじゃないよ。無意識にというか、自然にそうなっちゃう。

オシムさんは『リスクを冒せ』とずっと言っていた。オシムさんだけじゃなく、外国人監督に聞くと、誰もが『日本人はチャレンジしない』と言うんだよ。ピクシー(ドラガン・ストイコビッチ元名古屋監督、現セルビア代表監督)も(ランコ)ポポヴィッチ(前町田監督)も。これって、どういうことなんだろうな? と、俺はずっと思ってた。そうしたらあるとき、たまたま脳科学者の中野信子さんが遺伝子の話をしているのを耳にして、確かにそうだよな、となった。

心理学よりも、脳科学の方がもっとダイレクトといえるよね。直接、脳波を測ったりするわけだから。

(残り 2056文字/全文: 2510文字)

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