レギュラーCB2枚を欠く中、守備の安定傾向継続なるか。ミスを恐れず、らしさで勝負/J1 第8節 vsC大阪【プレビュー】
■ミスを恐れず
町田戦からのオフ明けの4月9日のミーティングで、鬼木達監督はビッグクラブの選手たちのミスを編集した映像を見せたという。
素材になったのはマンチェスター・シティやリバプールだったとのことで「こういう選手たちでもミスはあるけど、やっているぞ」との文脈の映像だったと佐々木旭。「それでもチーム全員でカバーしてやっている」との指導を受けたという。ミスしてもカバーすればいいだけで、だから「もっと自信を持って、自分たちが目指している」サッカーを突き詰めていこうとの話になったという。
鬼木達監督はこのミーティングについて「ベースは簡単にミスしないというのがやっぱりフロンターレとしてはあります」との前提に立ちつつも、その真意について次のように説明している。
「そこ(ミスしないこと)が強すぎるとやはり本来持っている彼らのイマジネーションだったりとか、アイディアだったりとか、あとは積極性とか」そうした「本来相手に脅威を与えていける部分」が出せなくなってしまう。その結果、フロンターレのサッカーが「なかなか面白いものに出来上がってこない」。だから、ミスを恐れないというマインドを理解してもらうために見てもらったのだという。そして「ミスをしても、みんなで、その後は切り替えてカバーをしていこう」という話をしたという。
(残り 3472文字/全文: 4027文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ