流れを変えたホットラインと、勝利へのこだわりのPK/J1 第33節 vs鹿島【レポート】
J1 第33節
11月24日(金)(19:03KICKOFF/等々力/20,887人)
川崎 3 – 0 鹿島
■探り合いの中の一発
前半立ち上がり、お互いに高出力でぶつかり合う中、ペースを掴んだのは鹿島だった。
前線からのプレスを2列目以降がサポート。知念慶をターゲットに長いボールを入れ、中盤に落ちた鈴木優磨に流動的に選手たちが関わることで、フロンターレに圧力を掛ける。ペナルティエリア周辺にまで押し込まれる展開が続いた。失点に繋がりそうな危うさを感じた一方、知念はチャンスは作れたが、フロンターレが慌てずに対処していたと振り返る。
「前半は自分たちが勢いで押し込んで、何回かチャンスを作ってましたけど。相手が全然それに慌てることなく、やっぱり落ち着いて自分たちのサッカーをやってきて」
そんな知念の受け止めについては脇坂も同意見で、表面上は鹿島が握っているように見えていたが、脇坂は、フロンターレが出方を探っていたとの印象を持ったという。
「あの時僕は相手に支配されているというよりかは、探り合いの中で、まだこう定まっていないなっていうか。というのは感じていました」
(残り 2972文字/全文: 3445文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ