「川崎フットボールアディクト」

手放しでは喜べない4連勝ではあるが、GS突破に王手/ACL2023/24 GS第4節 vsパトゥム【レポート】

ACL2023/24 GS第4節
11月7日(火)(19:01KICKOFF/等々力/9,441人)
川崎 4 – 2 パトゥム

■チャナティップに2失点

フロンターレがACLグループステージ4連勝をかけて戦ったパトゥムユナイテッド戦は警戒していたチャナティップに2失点を喫するなど、反省が残る内容になってしまった。

そんな試合は立ち上がり自体は悪くなく、レアンドロ・ダミアンの迫力のある守備が効果的にパトゥムの守備陣を慌てさせていた。たとえば開始直後。パトゥムのキックオフで試合が始まると、ダミアンが前線からプレスを掛けてパトゥム守備陣を圧迫。ロングボールを蹴らせ、フロンターレはこれを落ち着いて回収しマルシーニョを走らせるという攻撃に結びつけている。

また1分には山村和也からのロングフィードが家長昭博に通り、ゴール前に入り込んだ脇坂泰斗にラストパスが通る。脇坂のシュートはGKキッティポン・プータウチュエクに防がれるが、3分には瀬古樹が持ち込んでシュートにまで行く場面を作るなど、良い入りができていた。

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