「川崎フットボールアディクト」

意識の変化と技術とが融合した等々力初勝利。転換点の足がかりに/ルヴァン杯GS第4節 vs清水【レポート】

ルヴァン杯GS第4節
4月19日(水)(19:03KICKOFF/等々力/15,081人)
川崎 6 – 0 清水

■待望の先制点

佐々木旭の一言に笑ってしまった。

「そうですね。もうどこ打ってんだよって思いましたけど(笑)。当たって入ったんでよかったです(笑)」

遠野大弥との仲の良さが透けて見える口ぶりと「その瞬間」に佐々木が感じたであろう絶望感がおかしかった。そして、その直後に感じたであろう喜びとの落差を想像して思わず笑ってしまった。

前半13分に遠野がねじ込んだゴールは今季の公式戦初の先制点となる。CKのこぼれ球を慎重かつ大胆に振り抜いた遠野の判断がゴールにつながった形だが、遠野自身は「たぶんオウンゴールだと思いますけど(笑)」と苦笑い。それでもゴールはゴールだ。

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