「川崎フットボールアディクト」

意外な大敗と見えた光明/J1 第6節 vsC大阪【レポート】

J1 第6節
4月2日(土)(15:03KICKOFF/等々力/18,090人)
川崎 1 – 4 C大阪

■真っ向勝負に敗北

C大阪の小菊昭雄監督が、戦い方を振り返る。

「川崎相手にですね、やはりゴールを守る守備をしてしまうと、やられてしまう」

だからこそ、前からボールを奪いに行くサッカーを貫いたのだと小菊監督。

「今まで私たちが積み上げてきたサッカーで、勇敢にそしてアグレッシブにボールを奪いに行く。そして常にゴールを目指して、ボールを動かす。そういったところを、90分間、全員でハードワークしようと、いう中で本当に選手たちはですね、全員が同じ思いを共有しながら、本当に素晴らしいゲームができたことが今日の結果につながったと、いう風に思っています」

フロンターレが新記録の更新をかけて臨んだ、等々力での連続無敗記録を止めようとのモチベーションも合わせ、C大阪の選手たちの士気は高かった。

そのC大阪の前からのプレスに対し、フロンターレはらしくないミスを連発。慌てる必要のないところでのミスでボールロストを繰り返し、自分たちからペースを手放してしまった。当然C大阪の前からの守備は想定していたはずなのだが、それにしてもミスが多かった試合展開について脇坂泰斗は自滅気味の試合だったと悔しさをにじませる。

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