「川崎フットボールアディクト」

沖縄合宿9日目・北九州戦「若手が結果を出す一方、北九州の積極的な守備に苦しめられる」【キャンプレポート】

沖縄合宿9日目の2月9日は、北九州を相手に練習試合が行われた。試合形式は45分3本だった。

得点経過は以下の通り。

1本目 1-1(レアンドロ・ダミアン)
2本目 3-2(三笘薫、遠野大弥、塚川孝輝)
3本目 2-0(知念慶、宮城天)

45分をそれぞれ1試合として見るとして、三笘薫が3点ともに関わった2本目についてはすでにその概略を記した

この2本目は結果的に3-2で終わっているが、その一方で先制したあとの32分、37分に連続失点。内容としては危ういものだった。厳しい言い方をすれば三笘の個人技に依存した内容だとも言えるもので、北九州の積極的な守備に手こずったという印象を持った。そしてその傾向は1本目にも見て取れた。

■苦戦の1本目
3本を通し4−3−3で試合に臨んだフロンターレに対し、北九州は4-4-2のようなシステムでスタート、途中から4-3-3に変化させているように見えた。

©︎KAWASAKI FRONTALE

すなわち2トップの一角を一枚下げた北九州はそれによってフロンターレの中盤をケア。また局面での守備も1対1でうまくフロンターレの選手をケア。その北九州の守備に苦しめられた1本目については、16分にミスから失点。北九州の狙い通りの展開となってしまった。

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