「川崎フットボールアディクト」

「負けに等しい」先週の対戦を糧にできるか。フレッシュな陣容と強気の姿勢で勝利を/ルヴァン杯準々決勝 神戸戦【プレビュー】

3週連続の対神戸第2ラウンドは、負ければ終わりのルヴァンカップ準々決勝となる。一発勝負の舞台はアウェイ・ノエスタ。鬼木達監督が「負けに等しいゲーム」と口にする24節での対戦を踏まえ、どうしてもリベンジしたい一戦となる。

ポイント1「連戦のメリット」
ポイント2「修正すべきポイント」
ポイント3「強気で戦う」

■ポイント1「連戦のメリット」
小林悠は神戸とのこの3連戦について、決まった直後は「マジかと思いました」と苦笑い。ただ、対戦が連続したことがメリットになるのだと話す。

「前回(8月24日の24節の対戦)に関してはチーム的に悔しい思いをして、修正してすぐにできるのは、逆に間が開かなくていいのかなと」

すなわち「この前良くなかったところをすぐに直してプレーできるというのは、逆にありがたいというか。忘れないうちにしっかりできる」のだと話す。

前回の対戦は気持ち的に押し込まれてしまい自陣に釘付けになった形になったが、その一因として体力的な問題があるのは明らかだった。名古屋と神戸とは、アウェイの2連戦で中2日の強行日程。麻生に戻ることもできずフィジカルコンディションは極めて厳しい状態だった。そういう意味で言うと、清水戦でその神戸戦のメンバーから先発を8枚入れ替えて結果を出せたのはチームにとっては確実にプラスだ。

たとえば、ルヴァンカップ名古屋戦で先発。続く札幌戦でベンチからスタートした小林悠は、その後先発とベンチスタートを交互に繰り返してきた。この起用方法による身体的な負荷を聞いてみた。

「1週間に1回ペースよりは負荷はあると思いますね。アップも試合に入る前に上げたりするので強度はありますが。でも、オニさんがそこはうまくコントロールしてくれて、フレッシュな状態というか、そんなに疲れが残ったまま出るということはないので。良い状態でやっているかなと思います」

つまり「ほぼ、万全と言っていいと思います」とのこと。

ちなみに小林はこの神戸戦は、これまでのローテーションで言えば先発の順番になるが、どうなるだろうか。

■ポイント2「修正すべきポイント」

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