「川崎フットボールアディクト」

レアンドロ・ダミアンが決勝点。内容で圧倒し浦和に勝利/ゼロックス杯 川崎vs浦和【レポート】

ゼロックス杯
2月16日(土)(13:35KICKOFF/埼玉/52,587人)
川崎 1 – 0 浦和

■タイトルマッチに勝利
勝てば優勝という試合に勝てたことについて小林悠はしみじみと語り始めた。

「昨年と比べて、準備のところから違うというのはすごく感じましたし、オニさんのミーティングとか気持ちの入り方もすごく伝わってきて、選手たちもやってやろうという気持ちになってたと思います」

優勝の余韻に浸っていた中村憲剛は表情を引き締めて次のように述べてくれた。

「試合前にも話しましたが、こういうところを落とし続けてきた。そういうチームだとずっと言われ続けてきたので。そこに対する思いはかなりありましたし、相手がどうこうではなく、自分たちが今日この試合を取るというのは開始早々からピッチで表現できたと思います」

憲剛が「ピッチで表現できた」と胸を張ったこの試合。結果だけを見れば1−0と僅差だったが、内容では浦和を圧倒していた。たとえばシュート数で言えばフロンターレの12本に対し、浦和のシュートはわずかに1本だった。得点差には現れない一方的な勝利だった。

(残り 1838文字/全文: 2304文字)

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