【レポート】J1 第33節 FC東京vs川崎 知念慶、長谷川竜也のゴールを守り2-0で勝利。控え組がチャンスを活かした。
■涙のゴール
先制点を奪ったのが前半19分の知念慶で、追加点が後半50分の長谷川竜也。鬼木達監督にしてみれば、活躍を期待した選手がしっかりと結果を出してくれた2得点だった。
この2点のうち、試合を決めたのは後半の長谷川の追加点だった。
その長谷川はゴール直後、涙を止められなかった。出場機会が増えず、苦しんだ今季「練習場まで足を運んで自分のことを応援してくれたりとか、手紙をくれて応援してくれる人たち」の顔が思い浮かんだのだという。
助けてくれた人たちの思いを背負い、この2週間の練習に取り組んできた。そして、その姿勢を鬼木監督は見逃さなかった。長谷川の起用について「この2週間、自信に満ち溢れていた」からこそだと述べた鬼木監督は「あそこに入っていくことも、点を取ることも彼がずっとやってきたこと」だったと振り返る。長谷川の良さが生きた得点だったのだという。
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