「川崎フットボールアディクト」

【レポート】ゼロックス杯 川崎vsC大阪 ACLを前に修正点があぶり出された敗戦

ゼロックス杯
2月10日(土)(13:35KICKOFF/埼玉/41,803人)
川崎 2 – 3 C大阪

■ポジティブに
十分な休養の後に始まった今シーズンの準備は、継続と上積みのいいとこ取りができた手応え十分のものになっているのだと考えていた。しかしC大阪は強く、川崎フロンターレは彼らを打ち崩すことが出来なかった。

もし仮にゼロックス杯を経験しないままACL初戦を迎えていたらと思うと、ゾッとするものがある。なんとなく持っていた、ふわっとした手応えと、国を跨いで戦うリアルな試合との間にある乖離はそういう意味でC大阪にある程度埋めてもらえたのだろうと思う。

そんなC大阪とのゼロックス杯の意味について、たとえば大久保嘉人は次のように述べている。

「(ゼロックス杯は)良かったと思いますよ。公式戦で課題が一杯見つかったので。そこはACLがまたすぐに始まりますが、短い期間で修正して。最後、良かったねといえるようになればいいですし」

これは家長昭博も同意見で「良くないところが一杯出ましたが、ACLの前にこういういいチームと厳しい試合ができて、良かったと思います」と述べている。

(残り 1521文字/全文: 1999文字)

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