「川崎フットボールアディクト」

【コラム】[風間八宏監督との5シーズン vol.2] 順応と柔軟性と結果

■フォーメーションとポジションは無意味

風間監督にとっての監督としてのJ1初ゴールは、就任初戦となった4月28日の広島戦で伊藤宏樹が決めたものだった。1−4と大敗した試合ではあったが、後方から前方に走り抜け決めたこのゴールがチームに自信をもたらしたと言っても過言ではなかった。就任直後から監督が口にし続けてきたのが、フォーメーションとポジションは関係ないということだったからだ。風間監督のその首尾一貫したスタンスを考えれば、ポジションを無視して最前線に飛び込んで決めた伊藤のゴールの意味は大きかった。

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