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これぞ死闘。ガンバ大阪との120分間に渡る戦いの末、FC岐阜の敗退が決定【ぷち★ぎふ/今週のショートニュース/無料コーナー/天皇杯2回戦第1報】

 

 
 6月1日、FC岐阜はパナソニックスタジアム吹田で天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会 2回戦に臨み、岐阜県代表としてJ1のガンバ大阪と対戦。延長戦の末に4-2のスコアで敗れ、今大会の敗退が決定した。岐阜の次戦は中3日で迎える6月5日のJ3第11節。葛野昌宏監督が休養に入ったヴァンラーレ八戸と対戦する。
 
◆相手の虚を衝いた序盤の2ゴール
 
 岐阜がここ最近多用している3-4-2-1のフォーメーションで臨むと予想した片野坂知宏監督率いるガンバはミラーゲームで1対1の勝負に持ち込むべく、3-4-2-1でスタート。後退時に5-2-3となるシステムだった。
 ところが岐阜が採用したのは4-4-2。また、引いて構えて長いボールを蹴るのではなく、全体をコンパクトにしてパスをつないで崩し攻めていくやり方で、作戦としても相手の裏をかくかたちになった。
 
 ガンバがこの状況に対応しきれない序盤、創造性に富んだ柏木陽介を中核とし、岐阜は橋本和と村田透馬の左サイドから積極的に攻めていく。
 開始2分には左に出た吉濱遼平のクロスを田中順也がヘディングシュート。これは口火にすぎず、その後岐阜は8分、14分と得点を重ねた。1点目は柏木のフリーキックが起点。村田と吉濱を経由して外に膨らんだ橋本からのスルーパスを受けた吉濱がクロス、これが相手ゴールキーパーと交錯するようにして転がったところを富樫が右足で詰めて先制した。2点目は中央からの崩し。やはり柏木のスルーパスが起点で村田が落とし、富樫が田中に出したところで、無人のゴール前に顔を出した村田が1点目の富樫同様、ワンタッチの右足シュートで決めた。人数をかけた攻撃で、組み立ての序盤に参加した選手が動きを止めずにゴールへと向かいつづけたことが得点の要因になった。
 
 これで火が点いたガンバは4-4-2にフォーメーションを変更。個人の走力とキック力を活かし、力ずくでゴールを奪おうとギアを上げてきた。17分には左から、18分には右からと、次々にクロスを入れて9番のレアンドロ ペレイラを狙う。攻め込まれるなかでも20分、岐阜はフリーの状態にあった橋本にシュートチャンスが巡ってくるが、これは枠の外。すると22分、岐阜のスローイン後の柏木のパスをガンバの奥野耕平がヘディングで横取り。これを受けたウェリントン シウバがドリブルで持ち運ぶ単騎突撃。並走する岐阜守備陣も追いつけず、抜け出たウェリントン シウバにゴールを許してしまった。
 
 このあと、岐阜は防戦一方。それでも29分には田中にボックス内の決定機。相手ゴールキーパーと1対1ではあったがコースが真正面しかなく、シュートは引っかかってしまった。1分後の畑潤基のミドルシュートも枠外。追加点のチャンスを逃した。
 
◆5-4-1に移行
 
 2-0のままか3-1にしてハーフタイムに入りたいところ、1失点を喫して3点目を奪えなかったことが響いた。反撃の気運が高まったガンバは後半開始直後の2分に右コーナーキックから中央ファー寄りにいた奥野耕平がヘディングで決めて同点。2-2の振り出しに戻った。この段階でアクシデントがあったのか、直後に右サイドバックの山内寛史を退かせ、窪田稜を投入。右サイドハーフの畑はサイドバックに移った。
 
 後半13分には田中順也、25分にはその田中との交代で入ったンドカ チャールスに決定機が訪れる。しかし田中はシュートがキーパーに飛び、ンドカ チャールスはオフサイドで、それぞれ決定機を逸した。
 
 岐阜はゴールキーパーの松本拓也を中心として、多くのシュートとクロスを浴びせてくるガンバの攻撃に対応していった。後半34分前後、セットプレーのタイミングでピッチサイドの横山雄次監督から指示を与えられた富樫は、チームメイトにそれを伝える。内容は5-4-1への布陣変更だった。ウイングバックを大外の相手に当ててクロスを防ぎ、セカンドボールを中盤の4人で回収する意図で、ンドカ チャールスを1トップに残し、守りを固めた。岐阜は残る時間をしのぎ切り、2-2で延長戦を迎えることになった。
 
 この延長前半から、最後の交代枠で生地慶充が登場。5-4-1になったあとは守備で力を尽くした富樫との交代だった。ボランチに入った生地はフレッシュな状態で、1トップに連動し、ボールホルダーに寄せ守備の先陣を切っていた。その生地が延長前半9分柔らかなドリブルで右サイドからボックス内に進入し、あわや勝ち越し点かというシーンをつくると、場内がどよめく。しかしその後、自分たちのミスからボールをさらわれ、速攻を受けるパターンで2失点。最後は心身ともに疲労困憊で、力を出し尽くしたうえでの敗戦となった。
 
 90分間にかぎって言えば、個の能力が高い選手を集めたJ1のガンバに対して2-2。万博で0-2、長良川で2-8で敗れた2013シーズンの結果と比べてもチーム力の差は縮められたと言っていい。選手個々にも、いい試合が出来たという手応えがあるだろう。しかし横山監督が語っていたように、4失点を喫して敗れたことは事実。自分たちのよかったところに満足感を覚えつつも、負けた悔しさをテコに「もっとやれる」と己を奮い立たせ、より高みをめざし、真摯に自分たちを磨いていきたい。それでこそ、この敗戦に意義が生まれる。眼の前に迫る八戸、鹿児島、福島との戦いに向け、また今日からひたむきに汗を流すしかない。
 
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