FC岐阜、圧勝で天皇杯1回戦に進出決定。危なげなく5得点で岐阜県大会優勝を飾る【ぷち★ぎふ/今週のショートニュース/無料コーナー】

©Kaz Photography/FC GIFU
5月7日、FC岐阜は岐阜メモリアルセンター長良川競技場で2022年度 第27回岐阜県サッカー選手権大会 兼 天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会 岐阜県代表決定戦決勝に臨み、岐阜協立大学と対戦。5-0の勝利を収めた。この結果、岐阜県大会の優勝を決めると同時に天皇杯1回戦への進出が決まった。岐阜は5月21日に長良川球技場メドウで愛知県代表と対戦する。
◆シュート数20本
岐阜協立大学は1回戦でFC岐阜SECONDを破ったときと同じメンバーでこの試合に臨んできた。一方のFC岐阜トップチームはコンディションが戻ってきた選手や体力的に余裕のある選手を中心にメンバーを選抜した。ゴールキーパーは大野哲煥、4バックは右から舩津徹也、フレイレ、小山新、橋本和。ボランチは本田拓也と大西遼太郎で、本田がゲームキャプテンを務めた。サイドハーフは右が畑潤基、左が村田透馬。トップ下に吉濱遼平を置き、センターフォワードには田中順也が入った。

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ボールを保持して優位に立つ岐阜は序盤から相手陣内に押し込み、タテパスを通しながら攻めていく。
開始早々の9分、左からの村田のクロスがニアサイドの吉濱をかすめて田中に渡る。田中は身体を回転させるようにしてこのボールを左足で決め、先制ゴールを挙げた。
以後は吉濱の左コーナーキックから舩津が左足で決め、後半に途中出場の生地慶充からのパスを受けた村田が切り込んでゴール。その後も同じく途中出場の富樫佑太のパスを吉濱、吉濱の左コーナーキックからやはり途中出場の服部康平が頭で決めて全部で5得点。シュート数も相手の2本より遙かに多い20本を記録し、完勝と言っていい内容で天皇杯本大会に駒を進めた。村田の左サイド攻撃、吉濱のセットプレーと、岐阜が得意とするかたちでの得点を再現出来たことが収穫だった。
◆試合後の横山雄次監督
「油断せず自分たちの持っているものを120パーセント出そう。全員がキックオフから点を獲りに行く、攻撃に行きながらも失点しない、当たり前ではあるけれどもそのように規律のあるなかで戦おう」
横山雄次監督の呼びかけに選手たちが応えた。FC岐阜SECONDを下した岐阜協立大に対し、ポテンシャルの差をいかんなく表現した結果だった。
ただ、勝って終わりではない。あと一本パスがつながっていればチャンスになるシーンがあり、さらにゴールを決められるシーンもあった。この日の出来を基準に、今後のリーグ戦を勝ち抜いていくべくさらに厳しく追求していく必要があるだろう。
「若手でもベテランでもぼくが提示する戦術行動が出来れば使います」
全員でレギュラー争いをしてもらいたい──と、初陣を飾ったあとの横山監督。SC相模原戦に向け、トレーニングが激しさを増していきそうだ。

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