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2週間をかけて立て直したあとの初戦はいきなりビッグマッチ!負けられない敵地での白山ダービー【2024 J3第11節vs.ツエーゲン金沢(AWAY)Preview】

 

練習でコーチングに攻撃の起点にと活躍した川上竜、泥臭いゴールがあったイ ヨンジェにも期待。撮影:後藤勝


 FC岐阜は4月28日、金沢ゴーゴーカレースタジアムでJ3第11節に臨み、ツエーゲン金沢と対戦する。
 
 J1では名古屋グランパスが開幕から3連敗を喫したあと6戦無敗で急激に順位を上げてきているが、J3ではツエーゲン金沢が反転急上昇中だ。開幕3連敗のあと、なんと7戦1敗。あれだけシーズン序盤に好調だった岐阜がこのところのペースダウンで現在5位であり、8位金沢との差はわずかに勝点4でしかない。
 
 金沢にしてみれば岐阜との差を勝点1に詰めたらあとはJ2昇格プレーオフ圏を足がかりに自動昇格圏までもう間もなくと勢いづくことだろう。岐阜が毎節、一戦必勝の覚悟で臨まなければいけないことは確かだが、やはりこの第11節は今シーズン全体を占う上でも重要な位置付けの試合になる。
 
 白山ダービーの呼称がついているように、本来であれば対等に近い立場で闘いたい試合。しかしJ2から降格してきて万全の体制を敷いている金沢陣営に対し、岐阜はJ3の14位から堅実に積み上げ直してようやくここまで来た、いわばチャレンジャーだ。上野優作監督は「自分たちのやってきたことを積極的にチャレンジしていこう」と言っていたが、その通りだろう。今回の金沢戦に関しては彼らが誇りとする新スタジアムでのアウェイゲームということもあり、相手の応援に圧を感じながらの決戦となる。この緊迫感に対応していくためには、ピッチ内とスタンドの岐阜サポーターが一体となり、タイムアップの笛が鳴るまでやり抜くしかない。このビッグマッチ、絶対に負けられない。
 
◆2024シーズン一巡目のツエーゲン金沢
 

「2週間の成長を見せることが大事」と言う文仁柱。撮影:後藤勝

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