山梨フットボール

無料記事「ACL第5節 メルボルン・シティ戦 前日練習@国立競技場 フォトレポート」【練習場から】

国立競技場で行う前日練習(11月28日)の時間は1時間。甲府に割り振られた時間は18時30分から19時30分。コーチやスタッフはゴールを設置したり、マーカーを置いたりする準備で先に入るが、選手は厳密にコントロールされてタッチライン外で待つ。そして、「時間になりました、どうぞ」で一斉にピッチにインする。一番に入ったのが”年齢ベテラン、心は若手”の三平和司で、”らしい”。

そしてついに河田晃兵(左)がメンバー入り。8月13日のJ2第30節(Aいわき)戦で負傷してから3ヶ月強での公式戦のメンバー入り。スタメンは渋谷飛翔(右)だと思われるが、河田の復帰で競争のレベルがグッと上がることでいい緊張感に繋がることを期待。

ACLでは普段のリーグ戦やカップ戦で着用するユニフォームや練習着は着用できない(ACLのスポンサーがあるため)。スポンサーのロゴがない練習着(クラブのエンブレムとミズノのマークのみ可)は見慣れないので不思議な感じがする。メルボルン・シティ戦は中盤、ボランチが鍵になると予想するが、写真の中村亮太朗の攻撃力、パスのセンスはポイント。

前日練習は冒頭の15分間だけの公開なので戦術的なメニューは見ることができない。28日の練習はいつもより静かな感じがした。メルボルン・シティは9月のアウエー時(彼らのホーム)はリラックスしまくりのアップあったが、監督交代があった今回は集中していて不気味だった…。

前日会見後の篠田善之監督(右)と関口正大キャプテン(左)。今季のホームゲームは今節が最後。関口は「(0-0だったアウエーのメルボルン・シティ戦は)あれだけチャンスがあって決められなかった。今回はそこを決めることが大事になる。あとはスタジアムの雰囲気の力を借りながら雰囲気ごと試合を持っていきたい」と話している。甲府のサポーター・ファンだけでなく、Jリーグのサポーター連合の皆さんの力も借りて、J2リーグと日本サッカーのレベルの高さを示す勝利を挙げたい。

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