無料記事 フォトレポート 「初めてのACLという緊張感ある中で前日会見と前日練習が行われる」【練習場から】

試合前日練習前に行われた記者会見、篠田善之監督と関口正大キャプテンが登壇。取材は現地メディアが1社だけでオーストラリアンフットボールが一番人気の国だというスポーツ文化の違いを感じさせられた。日本からは山梨日日新聞社、NHK甲府、YBSなど…3社+弱小記者…。日本語で質問して英語通訳(左)が入るが、2つ目の質問まで篠田監督が通訳の前に話し始めて会場は和んだ。しかし、現地記者が「アンダードック(噛ませ犬)」という言葉を使うと、2人共”カチン”とスイッチが入った。現地記者は”メルボルン・シティFCは常に強いが甲府は2部のクラブですよね”的なニュアンスで”アンダードッグ”という言葉を使ったから。また、ACLでは予想以上にスポンサーの権利を尊重する姿勢をAFCが見せていて、選手・スタッフは日本で使用しているスポンサーのロゴ入りの練習着は使用できない。ACL用の練習着にはクラブエンブレム以外にはミズノのロゴマークしか入ってない。通訳のボールペンにさえ、”メーカー名が入ってないほうがいいよね”と気を使わせるほど。”そんなところをアップにしないのに”と思うが、予想以上にAFCは気を使っている。

前日練習で選手たちがピッチに入ってくるときは”覇気がないなぁ”と思ったけれど、長旅の疲れや緊張感などが入り混じっていた様子。始まればそれなりにみんな元気。一番声が聞こえたのはキャプテンの関口正大。芝生はラグビーでも使うので50ミリかも?という話があったが、20ミリない感じ。

スタジアムの名物はカモメ(シーガル)。観客の食べ物も狙うし、芝生にいる虫も食べるそうで、試合中でもスタジアム上空を飛びながら狙いを定めて舞い降りてくるそうだ。前日練習でも20羽くらいが舞っていた。

本場だけあって野生のコアラをそこらじゅうで見ることができる。

メルボルンで一番美味しいのはサンドイッチ(当社比)。

メルボルン発祥のAēsopはユニクロよりも店舗数が多く感じた。日本より1〜2割り安い感じ。日本では”イソップ”って呼ぶけど、メルボルンでは”エイソップ”と聞こえた。

ACLで使用するスタジアムの名前は「レクタンギュラースタジアム」。命名権を尊重するときは「AAMI Park」。”小瀬陸上競技場”と”JIT リサイクルインク スタジアム”や”小瀬球場”と”山日YBS球場”と同じ関係。AAMIはウィキペディアによると”損害保険会社”。字面でそんな感じがする。