2020年07月10日 23時02分
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7月9日、韮崎Gに橋爪勇樹が顔を出した。手術(6月18日)の後、入院してリハビリを行っていたために、相当に久しぶり。グラウンド脇に出てくると「外って眩し~い」と嬉しそうに話した。ずっと屋内生活だったので、曇り空の韮崎でも眩しかった様子。全治約4か月ということなので、復帰は10月中旬から後半あたりになると思われるが、11月と12月だけでも13試合あるのでチームのラストスパートの力になってくれるはず。手術前まではだましだましやっては離脱ということを何度か繰り返したが、完治してのリスタートに期待だ。
7月8日(水曜日)は全体練習再開後初めて山梨大学医学部Gでトレーニングが行われた。クラブは山梨大学医学部付属病院が新型コロナ治療の最前線であったこともあって使用を控えていたが、各所と調整して使用再開となった。初日となった8日は、選手・スタッフが病棟に向かって一列に並んで医療従事者の皆さんへ感謝の気持ちを込めて拍手を送った。ピッチにはコーンやマーカーでハートマークを描くなど、最大限の気持ちを伝えた。コロナ禍では医療従事者だけでなく、介護施設で働く人や保健所、救急・消防、警察、自衛隊を含めた公務員や運輸・流通・宅配関係者や農家やスーパーやドラッグストアの従業員など多くの職種の皆さんの献身的な働きで社会生活が成り立っていることを感じた。まだまだ危機は続いているが、今度はヴァンフォーレ甲府が――感染症対策の下で――リーグ戦で躍動して皆さんに活力を贈る番。コロナ禍でもサッカーができる幸せや感謝を忘れることなく、熱く懸命なプレーで山梨県を盛り上げようとしている。