山梨フットボール

「6月7日の練習では自粛期間明け初の紅白戦を実施。ラファエルと金園英学がゴールを決めてまずはアピール」【練習場から】

約2か月ぶりにセットプレーの確認も行われた6月7日。久しぶりのセットプレーに迫力を感じた。

1本目ビブ無し布陣。ハーフナー・マイクが左から素晴らしいループシュートを決めるもオフサイド。しかし、直後にラファエルがフォアチェックで引っかけたボールを持ち込んでゴールを決めている。

1本目イエロービブ布陣。ジュニオール・バホスも太田修介もフルコートよりも縦が30メートル短いピッチで個を活かしきれず。

最初のゴールを1本目に決めたラファエルは、ハイタッチは無しで中山陸と肘タッチ。

6月7日の練習では最後に紅白戦を行うことが予告されていて、フィジカルメニュー、ペンタゴン(五角形)ならぬオクタゴン(八角形)の4対4+3のボールをキープを行った後に、紅白戦前のルーティンであるロングボールを蹴った。そして、紅白戦かと思いきや、まずは約2か月ぶりのセットプレーの確認から。チーム分けは紅白戦と同じだが、伊藤彰監督は「(チーム分けに)考えや再開試合に向けた意図はない。それぞれの選手が得意なポジションでプレーできるように考えただけ」とほぼ均等分け。

しぶりだったので紅白戦だけでなくセットプレーの確認にも迫力を感じたが、公式戦になれば相手がいることなので現時点で良いも悪いもない。選手がケガなく徐々にトップコンディションに持って行くことが最も重要で、ケガ人を出すことなくセットプレーの確認と紅白戦ができたことが来週のトレーニングマッチに向けて前進。紅白戦は通常105メートルの縦のサイズを両ゴールをペナルティエリアまで出して――両ゴールを出すので”ペナペナ”という――約72メートル(横幅は通常通り68メートル)で行った。前日まではサイドのエリアを区切るなどして意図を強調していたが、この日は縦の長さが約30メートル短くなった以外は完全にフリーの11対11で、全体練習再開後最も試合に近い条件。

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