「この試合が全て。次がない戦いをやり切って今節も繋ぐ」【2019明治安田生命J2リーグ 第41節 岐阜対甲府 プレビュー】
2019年11月16日(土曜日)岐阜対甲府(14:00 KICK OFF/岐阜メモリアルセンター長良川競技場)
△〇○○△△〇△●〇△●●〇○〇△●〇●●○●●△○〇●〇〇●△△○〇△●△○○
「コッチも必死、岐阜の心を折る先制点を決めて主導権を取る」
他所様の引き分け以下を期待しないといけないものの“ヴァンフォーレ甲府が勝つ”を前提にプレーオフ圏内再突入ができるチャンスがある岐阜戦。今季はチャンスを何回も掴み損ねたけれど、他所様も同様だから未だに優勝チームすら決まらない――多分、柏だけど――混戦のJ2リーグ。
今週は選手に話を聞いても先のことよりも”目の前の岐阜戦に勝つことだけ考える“的なコメントが多かった。リーグ戦の残り2試合とプレーオフとJ1、J2 入れ替え戦を含めて”5連勝する“という考え方も悪くはないと思うけれど、他力要素があるプレーオフに進むまでと自力100%のプレーオフ以降は別物だと思う。例えば、6位でプレーオフに進むのか、4位で進むのかは違うし、入れ替え戦でJ1と戦うのはリーグ戦とは違う難しさ。この心配を今するのは岐阜に勝った前提みたいになって、岐阜戦を全力で戦う気持ちに隙ができそうなので、封印したい。
最下位の岐阜(22位)は21位以下が決まっており、J3の2位以上に現在2位のJ2ライセンスを持たない藤枝が入ることでJ2からの降格クラブが2から1になることを期待して21位を目指している。21位の栃木とは4ポイント差なので可能性は非常に小さいがそれに賭けるしかない。今節の岐阜はメンバーを大幅に入れ替える見込みだが、立ち上がりから点を取りに来る背水の陣。ここまではブロックを作って負けない戦い、勝点1を取る戦い方だったが、今節は一切引けない。この岐阜を甘く見たら勝利の女神の機嫌を損ねるだろうし、岐阜の思いを甲府の思いが凌駕しないといけない。
(残り 1456文字/全文: 2641文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ