山梨フットボール

伊藤彰監督記者会見「チームが一つのミスで失点したが、崩れなかったのはチームの成長度、選手のメンタリティのところ」【無料記事 J2第41節 岐阜1-3甲府 コメント】


「失点した瞬間、攻撃的に変えたところで選手はメッセージに反応してくれた」(伊藤彰監督)


遠く岐阜まで山梨や各地から約800人のファン・サポーターの皆さんに来ていただいて、後押しをしていただいて、今日の勝利をプレゼントできてよかったし、いい応援に感謝しています。


立ち上がりは強く入ろうとして、強く入れたが守備で受けてしまうところがありながら相手がシュートチャンスに外すところや我々も外すところがあり、一進一退の前半。お互いに負けられない戦いが続いた。前半、前の3人の距離感が少し遠かったので後半修正して3人の距離感がよくなり点が取れた。

チームが一つのミスで失点したが崩れなかったのはチームの成長度、選手のメンタリティのところ。精神的に強く戦えているところは素晴らしかったし、思いはゲームの中で伝わってきた。選手に感謝しています。

(ピーター)ウタカが点を取るとチームが乗るし、途中交代の金園(英学)が点を取ってくれてチームを勝利に導いてくれた。後ろの3人が守備をきっちり、しっかりやってくれた。チーム全体が一つになって戦った成果がこの勝利になったと思います。一戦一戦戦わないといけないし、我々はプレーオフ圏内のポジションにいるわけではない(ゲーム終了時)。最終戦もホームで勝ってしっかり一週間準備してプレーオフ圏内を目指して戦いたいと思います。

――64分の失点はチームとして下を向きがちな取られ方でしたが、選手が下を向かずにゴールに向かう姿勢を出してくれたのはどういうところが変わってきたからだと思いますか?

後がないので一戦ごとに戦わないといけない。気持ちの持ち方がずいぶん変わったと思います。もしこれが第20節なら“あと20試合ある”となったと思うが、もう後がない状況、尻に火がついたところでメンタルを強く持って戦えていることが凄くよかった。失点した瞬間、攻撃的に変えたところで選手はメッセージに反応してくれたと思います。選手が反応してくれたところがよかったと思います。

――最終節、残り90分間に向けて一週間何を選手に求めたいですか?

まずは疲労を回復してコンディションを整えること。あとはメンタルのところを持続しながら勝ち切るところ。我々は何も掴み取ってはいない。まずはそこの精神的なところ、体力的なところをリフレッシュして、最後の一戦に臨まないといけないと思います。
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