「チームを勝たせるためにピッチに立つ山本英臣。自身の責任から「逃げたくない」と挑む森晃太。総力で琉球に挑む。」【2019明治安田生命J2リーグ 第19節 琉球対甲府 プレビュー】
2019年6月22日(土曜日)琉球対甲府(18:00 KICK OFF/タピック県総ひやごんスタジアム)
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「琉球の30試合連続ホーム無敗記録は甲府が止める」
答えが「そうですね」と返ってくることを分かって、主務の鶴ちゃん(鶴田好樹)に「ヴァンフォーレが沖縄で試合するのは初めてやね」というと、「そうですね」と言った後、「いや、ありますよ。そうだ、鳥栖のホームゲームを沖縄(2001年)でやったことがあるんですよ。なんかスタジアム使えないとかで」という。さすが、消滅の危機から今まで全部中で経験してきた人は凄い。鳥栖のホームスタジアムが使えない時に、なんで沖縄なのかは不明だったが――鳥栖担当のサカクラゲン先輩は“記憶はあやふやだけど沖縄県サッカー協会がJリーグをやりたくて招待だったような気がする…”ともいう――ともかく甲府にとって沖縄での公式戦は今節が2試合目。
琉球戦の翌23日は第二次世界大戦中、凄惨な地上戦があった沖縄で組織的な戦闘が終結した日として本土復帰前に制定された「慰霊の日」なので、リゾート感よりも神妙な感じがした。安倍晋三首相も23日には沖縄入りをするので、レンタカー会社の人には、「交通規制があるので時間に余裕を持ってください」と念を押された。言われてみれば機動隊のバスも多く見かけた。
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