山梨フットボール

「肯定と批判、期待と失望の間」【2018明治安田生命J2リーグ 第20節 横浜FC対甲府 プレビュー】

通訳を交えてジュニオール・バホスと話をする上野展裕監督。今節バホスがベンチ入りするかどうかはバホスが”治った”と思うかどうか次第。

 

2018明治安田生命J2リーグ第20節 横浜FC対甲府 甲府先発予想布陣

2018年6月24日(土曜日)横浜FC対甲府(14:00 KICK OFF/ニッパツ三ツ沢球技場)

 

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「肯定と批判、期待と失望の間」

近、過密スケジュールだけが理由ではない”書く難しさ”をボンクラ・ライターなりに――申し訳なく――感じています。ただでさえ遅い癖に更に遅くなって――堀米勇輝のように自分自身にベクトルを向けようと思っていますが――ひとつ気が付きました。勝てないときはポジティブに、いいところを大切にして書こうとしていました。で、勝てば、普通は「決定力不足。もう1点取ってダメ押しが必要」、「セットプレーから点が取れていない」、「失点は余計だった」なんて課題を見つけて書くけれど、6-2や5-1で勝っているチームに更に求めるのか…と。

失点で勝つことは最高の目標だけど、上野展裕監督が複数得点を求める理由は「スーパーゴールやレフリーのミスまでは防ぐことができないから1失点は仕方ないことがある」という考え方だから。2点、3点と取れば思わぬアクシデントがあっても勝てる。今のチームはそういう勝ち方が多い。最初に指揮を執った第12節・山口戦(1-1△)は練習2日間だったのでこれを除けばリーグ戦6試合中5試合が複数得点の勝利。公式戦で括れば11試合中8試合が複数得点勝利。複数得点を挙げた試合は負けなし。素晴らしい。

試合には絡んでいなけれど入間川景太はプロのサッカーの中で技術を発揮できるようになっていて、チームの躍進の陰でしっかり成長している。

(残り 1261文字/全文: 2203文字)

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