ヴォルティススタジアム

【仙台vs徳島】吉田達磨監督記者会見コメント「引き分けという勝点1しか持ち帰れなかったことには悔しさは当然あります。ですがどちらにも勝つチャンスがあった試合をアウェイで仙台相手にできたことは、今の僕たちの状況からしたら喜ぶことはできませんが、着実にステップは踏めたかなという感触は得ています」

■明治安田生命J2リーグ 第6節
3月24日(日)仙台 0-0 徳島(14:03KICK OFF/ユアスタ/10,539人)
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〇吉田達磨監督
僕たちはリーグ戦5試合して1試合しか勝てていない中で、その中には逆転負けも2回あって毎試合失点していて、そういう状況で仙台へ来ました。相手は本当に守りが堅いですし、個人能力も非常に高い相手ということで、全力でファイトして勝点3を持って帰ろうと乗り込んできました。

(山口戦後に)選手たちにはここからがリスタートだと。連戦で水曜日に山口に敗戦してその後2日間のトレーニングの中で俺たちは変わっていくと、チームとして変わっていくと、みんなで同じ目標に向かってチームが一つだということを確認してきました。なので、引き分けという勝点1しか持ち帰れなかったことには悔しさは当然あります。ですがどちらにも勝つチャンスがあった試合をアウェイで仙台相手にできたことは、今の僕たちの状況からしたら喜ぶことはできませんが、着実にステップは踏めたかなという感触は得ています。

毎試合失点している中で今日は初めて(失点)ゼロで終えられたことは、選手たちには自信にしてほしいです。そして相手との競り方や誰がボールに出て誰がカバーするのか、本当にシンプルなことですけど、そういった細かいことの感触を得た中できちんと修正して、次のホーム群馬戦に向かっていきたいと思います。

Q:前節からスタメンを6人入れ替えた狙いと中盤の並びなどを変更した理由を教えてください。
中盤で優位に立ちたかったことと、仙台さんの前線が強力ですからボールの出どころのCBにプレッシャーに掛けたい、その2つがメインです。真ん中に元気のいい選手を置きました。

Q:前半は猛攻を受けましたが、ここまでの試合だと凌ぎ切れず失点していた中で今日はしのぎ切りました。一方で後半は逆に押し込む展開もありました。こういった試合展開になった理由は?
前半の入りは良かったと思います。その中でいくつかの要因が重なりました。僕たちのミスもありましたし、どちらに転ぶかわからないシーンもありました。そういったいくつかストレスを抱えた中で、これまでは崩れてしまったことがありましたが、崩れずにハーフタイムに戻ってこれました。
ハーフタイム、ロッカールームでは選手たちから『ここからだと』いう声も出ていましたし、どう押し返していくかであったり、自分達のそれぞれの手の届く距離間の確認もしていました。そういったところにもこのゲームに懸ける思いを(選手たちからも)感じましたし、成長も感じました。それが完璧とはいきませんでしたが後半の盛り返せた要因だと思います。

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