ヴォルティススタジアム

石井秀典「最大限の準備をして勝利して、笑顔で最終戦のセレモニーを迎えられるようにしたいです」吉田達磨監督「(藤枝は)GKも含めて11人の距離が近くて、前にも後ろにも近い距離感の中でサッカーをしてくるチーム」森昂大「ビルドアップが大切になってくる」-J2第41節・藤枝戦に向けたコメント-

〇石井秀典選手
Q:熊本戦ではチームの中でも一番活躍されていましたし、正直引退はまだ早いのではないでしょうか?
そういった印象を持ってもらえたのは嬉しいですけど、個人的には違うなという部分が結構ありました。練習中もできなくはないけど…という部分もありましたし、もちろんできる部分もたくさんあったのですが、自分の頭の中と体のギャップが開いてきたという感覚が正直あります。

Q:引退を決断されたきっかけは『自分の頭の中と体のギャップが開いてきた』という事でしょうか?
もちろんそれも一つですし、あとは毎年フル出場するという目標を立てている中で、試合に出てチーム貢献する事ができておらず、それに見合うプレーができていない事が大きな部分です。

Q:徳島ヴォルティスでの9年間を振り返って。
徳島に移籍してきた年はJ2降格、初年度でした。やっていた選手もどこか(J1を)引きずっていた部分があったり、J1でやっていたというプライドの中でもがいていたチームでした。そこに僕が入ってバランスを考えていた一年目でした。そこから6人の監督の元で、やってきたサッカーも違いますし自分自身のプレ―のいたらなさや人としての足りなさをすごく感じて、自分自身のアップデートを繰り返してきた9年間だったと思います。
僕はすごく目立つようなドリブルやシュートができるわけでもないし、すごく体が強かったり、足が速いわけでもない中で16年間やってきました。何かがすごいというわけではないですが、こいつがいたら勝てると思ってもらえるようなプレーをピッチ上で表現できたらと思います。

Q:ホーム最終戦に向けて。
個人的な感情は試合になったら関係ありません。いつも通りピッチ内でもピッチ外でも関係なく全力を尽くす。それが僕が今までやってきた事なので、最大限の準備をして勝利して、笑顔で最終戦のセレモニーを迎えられるようにしたいです。

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