ヴォルティススタジアム

吉田達磨監督「(大分は)本当に質の高いチームに成っている」西谷和希「ファーストコンタクトで負けないようにできれば、相手の攻撃を限定できる」森昂大「まずはこの試合を全力で戦いたい」ーJ2第35節・大分戦に向けたコメントー

吉田達磨

○吉田達磨監督
Q: 対戦相手の大分トリニータ・下平監督との関係性について教えてください。
(柏レイソルで)プロになった時の同じポジションの先輩です。選手時代はご飯へ連れて行ってもらうなど、可愛がってもらっていました。指導者になってからは、僕が(柏レイソルで)強化責任者を務めていた時のユースの監督でした。付き合いは長いです。
同じようなサッカーのメソッドの中で過ごしてきて、その時は僕がリードする立場でしたが、一緒に1つのものを作った仲間です。そういったいろいろなものを知っているでしょうけれども、お互いに今抱えている選手は違いますし、今シーズンたどってきた経過も違います。

Q:現在の大分の印象について。
アタックのところではシステムを少し変えながら、バイタルエリアに人数を増やしてきます。早いタイミングで縦にパスを入れてきて、サイドにはクロスまで持っていけるスピードのある選手達がいるので、サイドからのクロスのタイミングや狙いの共有もかなり確立されているなと思います。またクロスがダメだった時にもう一度崩しに来るところもスムーズです。守備の時はよりコンパクトにプレッシングを取り組んでいたと思いますが、最近はブロックをしっかり組んでバイタルエリアを消す守備もしています。そういったコンパクトさを持ちながらも、ウイングやストライカーの選手達もプレッシャーにきますし、本当に質の高いチームに成っている印象です。

Q: サイドバックの人選について
これまでSBを経験している選手達もいますし、石尾選手のように未経験ながらも試合の中で馴染んできている選手もいますから、特に悩むような事はありません。ケガ人や出場停止の選手が出たら、次に頑張っている選手が出場できると思います。メンバー外の選手たちがトレーニングで頑張れている事が、僕の迷いを無くしてくれています。

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