ヴォルティススタジアム

【徳島vs山形】増田功作監督記者会見コメント「まずはホームで勝てたことを非常に嬉しく思います。ファンサポーターの皆さんがこんなに喜んでくれていることは、選手たちにとっても次に向けたパワーになったのではないかと思います」

■明治安田生命J2リーグ 第12節
4月28日(日)徳島 2-1 山形(14:03KICK OFF/鳴門大塚/4,626人)
得点者:45+1’國分伸太郎(山形)74’橋本健人(徳島)90+5’渡大生(徳島)
———-

〇増田功作監督
まずはホームで勝てたことを非常に嬉しく思います。ファンサポーターの皆さんがこんなに喜んでくれていることは、選手たちにとっても次に向けたパワーになったのではないかと思います。

試合内容については、山形さんは良い形でボールを持ち前線へも配球してきます。ボールが前線へ入ってからのスピードもあったので、その部分はやらせないように守備の整理から攻撃へつなげるというところに関しては、前半狙っていた形で深い位置まで侵入できたのは良かったと思っています。ただ、なかなか点を取れないで、逆に背後への一本で先制を許したことは、修正というか、甘さが出たと思います。ラインコントロールを含めてこの2週間やってきたのですが、あのような一本のパスで失点したのは改善、もしくは反省すべきやってはいけないミスでした。

しかしそこから後半はギアを上げて、選手たちは前へ前へとプレーしていましたし、今回に関してはプレッシングを取り入れた守備を準備していたので、そのプラン通り良い形でボールを奪えて、攻撃へとつなげられたのではないかと思っています。

Q:システム変更を含めて、今日の戦い方はいつお決めになったのですか?

今週の頭に6割くらい描いていた中で、それをやりながらも今まで積み重ねてきたことを残しつつやっていました。しかし昨日、選手にも説明した上で急遽戦術変更を決断させてもらいました。そのような状況でしたが、選手たちが前向きにやってくれたことには感謝しています。

Q:直前に変更を加えた際に選手からはどのようなリアクションがありましたか?

確かに彼らは競争の中で今週やってきたものもありました。ただ全てをガラッと変える訳ではなく、2割くらいの細かい部分を変更したいと選手たちには謝罪と共に伝えました。選手たちはそれを受け入れて前向きにやってくれました。それは今日のプレーを見ればおわかりいただけると思います。

Q:攻撃に関して今シーズン一番良かったと思います。どこが良くなったとお考えですか?

まずは守備ではないでしょうか。山形さんはボール保持率も高いですし、アタッキングサードへ入ってくるスピードもあるので、まずはそれらを抑えないと良い攻撃はできないと思っていました。前節(藤枝戦)はしっかりと堅くオーガナイズを大事にしながらやりましたが、今回はそこから前に出てプレッシングも入れながら戦う準備をしてきました。選手たちはハードワークをしてくれましたし、良い形で深い位置まで行けたと思っています。

Q:次の愛媛戦に雰囲気も上がってきています。どのような試合にしたいですか?

ダービーはどこの地域でも熱いものがあると思っています。選手たちにも言いましたが、まずはしっかりと準備をして応援してくださる皆さんに勝利を届けられるよう戦いたいと思っています。

Q:先制を許す展開となりましたが、焦りはありましたか?

山形さんはうちのセットプレーも嫌がっていましたし、やり続けていれば流れの中とセットプレーの両方でチャンスは作れそうに思っていたので、焦りはあまりなかったです。ただ失点が練習で準備していた形でやられてしまったので、個人的にはそのことが気になっていました。一本のパスでやられてしまったので、ラインコントロールが不十分だったのだと思います。あれでやられてはいけないと思っています。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ