ヴォルティススタジアム

【徳島vsいわき】ベニャートラバイン監督記者会見コメント「チームのため、自分のため、そしていろいろな人のために戦った選手たちに感謝しています。本当にすごいハードワークだったと思います」

■天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会 2回戦
6月7日(水)徳島 2-1 いわき(19:00KICK OFF/鳴門大塚/1,441人)
得点者:90+3’遠藤凌(いわき)90+5’棚橋尭士(徳島)115’千葉寛汰(徳島)
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○ベニャートラバイン監督
本当に延長戦までもつれるタフなゲームでした。前半はチームとして満足できる内容ではありませんでした。短いパスと深い場所を狙うパスのバランスが悪く、自陣でのパス本数だけを重ねてしまう良くない前半でした。後半はその改善を上手くできて、相手ゾーンに押し込みながら、パスをつないだところからゲームを成熟させるようなプレーができたと思います。この結果には非常に満足していますし、それ以上に選手たちに成長が見られたということで満足度が高いです。特に若手選手が成長のきっかけにできるようなゲームになったという点は素晴らしかったと思います。私の仕事は結果を出すということは勿論ですが、個人を成長させるということも大事な仕事のひとつだと思っています。

Q:今日120分間戦った選手たちにどのような労いの言葉をかけますか?
チームのため、自分のため、そしていろいろな人のために戦った選手たちに感謝しています。本当にすごいハードワークだったと思います。先ほども言ったように、成長したいという意思が強く見えるゲームをしてくれたことが一番嬉しく感じます。明らかに昨日よりも素晴らしかった今日のプレーでしたし、明日はまた今日よりも成長しているだろうと思える姿勢を本人たちが見せてくれたことが嬉しいです。個人もチームもこれからまた成長していくのだろうと実感できました。

Q:ハーフタイムではどのような指示を与えましたか?
ポジショニングの修正をしました。児玉選手が相手中盤の脇でボールを受け、そこからチームが前進していけるような指示です。前半も何度かそのような場面はありましたが、その回数をもう少し増やせると思っていたのでその点について話しました。あとはパスが良いところに入っても前進するような大胆さや思い切りの良さが無く後方へのパスが多かったのでその点も指摘をしました。

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