ヴォルティススタジアム

【ユースフォトレポート】カマタマーレ讃岐U-18に勝利し、プリンスリーグ2連勝!

高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2023四国
4月22日(土)徳島ヴォルティスユース 3-2 カマタマーレ讃岐U-18
得点者:8分 前川修音、10分 藤澤優太朗、43分 廣永獅旺
※徳島ヴォルティスのみ掲載
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4月8日に2023年のプリンスリーグ四国が開幕。
徳島ヴォルティスユースは2試合を終え1勝1敗で、カマタマーレ讃岐U-18との第3節を迎えた。

先発は GK黒田 武田 藤澤 高山 前川 尾上 斉藤 廣永 柴田 三原 東。
ヴォルティスは8分、右サイドからボールをつないで相手ゴール前へ侵入すると、廣永からパスを受けた前川が豪快に左足を振り抜き先制ゴールを挙げる。

直後の10分には、斉藤のアシストから左サイドバックの藤澤が決め切り追加点。

2点のリードを奪ったヴォルティスは、攻守で主導権を握り、試合を優位に進める。守備では、前線からの連動したプレスで相手の攻撃を限定して、中盤でセカンドボールを回収。柴田、尾上ら技術のある選手を中心にボールをコントロールし、サイドや背後へと展開して相手陣内に積極的に進入してチャンスを作り出す。
43分には先制ゴールを挙げた前川がチャンスメイクし、最後は廣永が左足でネットを揺らし、3点のリードを奪って前半を終える。

後半も前半同様アグレッシブな守備で主導権を握るが、59分に讃岐に1点を返されると、徐々に相手のペースに。
シンプルにゴールを狙う讃岐の攻撃に苦しめられると、78分に再びゴールを許し1点差に詰め寄られる。
その後もセットプレーから幾度か危ない場面を迎えるが、GK黒田を中心に体を張った守備で同点ゴールを許さず1点差を守り切ったヴォルティスが3-2で勝利。
最後まで粘り強く戦い、プリンスリーグ2連勝を掴んだ。

○廣永 獅旺選手
――試合を振り返って
練習からうまくいっていた部分が試合で出せたことで、立ち上がりから攻撃が嚙み合って、3点取れたことはよかったです。後半はうまくいかずに2失点してしまいましたが、最後まで勝ちたい気持ちを見せて戦い、全員で勝ち切ることができたのはよかったと思います。
個人としては、1節も2節もFWとしての仕事ができなかったので、自分が点を取って勝てたことはとても嬉しいです。

――今後の意気込みを
個人の目標はプリンスリーグで得点王になることなので、それを目指して頑張りたいと思います。
チームの目標はプレミアリーグに上がることなので、今はまだまだですが、ここからもっと勝って絶対に目標を達成したいです。

○前川 修音選手
――先制ゴールを振り返って
右サイドからチームとして前進できました。常にゴールを狙っていたので、サイドからうまくつないでくれたボールをあとは決め切るだけでした。

――3点目はアシストで得点に絡みました。
自分は1年のころから対人能力が課題だったので、常に仕掛けることを意識して取り組んでいました。(3点目の場面では)自分が仕掛けて1人剥がして中に入ったことで相手が食いついてきたので、うまく走りこんでいた廣永選手に出して決めてくれました。

――プレーだけでなく声でもチームを引っ張っている場面が多くありました。
自分は他のチームメイトみたいに足元の技術がとても高いわけでもなく、スピードがあるわけでもないですが、自分の武器は負けないという気持ちの部分だと思うので、そこをチームに還元できればと思っています。

――個人の目標は?
プリンスリーグ得点王です。チームメイトにも負けないように切磋琢磨していきたいです。

○三原 拓也選手
――試合を振り返って
前半は先制点をとれて、そのあとも2点目3点目が入ったのは良かったですが、後半にペースダウンしてしまいました。これから強度があがったときや試合終盤の苦しい場面で戦えないと思うので、もっと練習から意識してやっていきたいです。

――苦しい展開の中でゲームキャプテンとして意識していたことは?
個人としても後半になって、うまくいかない場面がありましたが、ゲームキャプテンを務めている以上は、苦しい状況でもチームが集中を切らさないように声を出して仲間を励ましてチームを鼓舞していこうと決めていたので、そこは最後までやりきれたと思います。

――今シーズンの目標は?
チームはプレミアリーグ昇格をめざしてやっていますが、先を見過ぎるのではなくて、目の前の1戦1戦を勝っていき、最後にプレミアリーグ参入戦に進むところにいたいと思います。

○玉城 航監督
――試合を振り返って
攻守にアグレッシブにいこうという話を常にしていました。前節は前半に決め切れなかったですが、この試合では前半で3点を取れて、日常の練習の質が上がってきたことが結果に表れていると思います。

HTには前半よりもアグレッシブに、4点5点取りに行こうという話をしましたが、ギアが上がらず、90分間維持できなかったというところで課題が出ました。ゲームコントロールと、90分間アグレッシブにやり切ることがこれから必要だと思うので、課題を練習から改善していきたいと思います。

――3試合を終えて、今シーズンのチームはいかがですか?
少しずつ成長してきていると思いますが、これからも自分たちで基準を作り続けながら、常に自分たちの日常を変えていきたいです。

――今シーズンの意気込みを聞かせてください。
ユースとしてはプレミアリーグ昇格を目標にしています。
その過程で選手の成長や徳島ヴォルティスアカデミーの価値を上げていくことを目指しています。
「攻守にアグレッシブ」をベースに、徳島ヴォルティスというクラブ、アカデミーが目指すサッカーをユースから体現していきたいと思います。

□試合の様子

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