ヴォルティススタジアム

最終戦!~2016プリンスリーグ四国第18節 徳島ヴォルティスユースvs高松商業高校~

1年間戦ってきたのリーグ戦もいよいよ最終戦。試合前の状況は勝点28で4位が確定していたが、それでも高校選手権出場が決まっている高松商業高校を相手に勝負が通用するかが重要な一戦となった。

高円宮杯U-18サッカーリーグ
2016プリンスリーグ四国 第18節
徳島ヴォルティスユース 1-2(前半1-1) 高松商業高校
13:30キックオフ@徳島スポーツビレッジ

徳島ヴォルティスユース
GK 1 中野小次郎
DF 2 佐藤優樹
DF 6 窪北賢太
DF 19 欅田卓也
MF 7 森本瑞生
MF 8 前田波嶺
(→80分 MF 13 高橋友希)
MF 11 藤原志龍
MF 16 曽根嵩之
(→64分 DF 5 平山翔太)
MF 26 久米航太郎
FW 10 桒原呂偉
(→HT FW 9 河野力哉)
FW 22 山田誠人

SUB
GK 21 乾智樹
DF 3 林優斗
MF 18 岩佐瞭希


徳島スポーツビレッジにて13:30キックオフで行われた試合は、気温約11℃で風も少しある中で高松商業ボールでキックオフとなった。

序盤からボールを支配したヴォルティスは、DFからしっかりとビルドアップし、サイドに付けて攻撃の形を探る展開となる。攻撃のスイッチを入れるべく、藤原や桒原がドリブルで仕掛けて行くが、なかなかシュートシーンまでは至らない。

MF 8 前田波嶺

MF 8 前田波嶺

20分辺りはボール支配率が非常に高く、相手陣地で試合が続き、相手にチャンスらしいチャンスを作らせない。そして、29分には藤原がエリア内に入り込んで決定的なシュート性のグラウンダーのクロスを中央に送るが合わず。32分にはCKからのこぼれ球をしっかり拾って二次攻撃から、最後はクロスに前田がヘディングで合わせる決定機があったものの決められず。

すると、38分に高松商業の速攻を受けてしまい、縦への突破を止めることが出来ず、クロスからヘディングを合わされて失点。

DF 19 欅田卓也

DF 19 欅田卓也

しかし、40分に藤原が左サイドから個人で強引な突破を仕掛けて切り込んでシュートを放つ。惜しくも相手DFにあたってしまったが、そのCKをすぐに始めて、欅田がミドルシュートを決めてすぐに同点に追い付き、1-1の同点で前半を折り返す。

FW 9 河野力哉

FW 9 河野力哉

後半は桒原から河野に交代し、河野をトップに張らせる形で攻撃の形を作ろうとする。後半も同じようにボールを握って崩しに掛かるが、シュートを打てない状況が続く。

そして、64分に平山を投入してポジションを変えると、左サイドを崩して、平山からのクロスに河野がフリーでヘディングシュートを放つが大きく外す。ペースを掴みかけたかに見えたところだったが、前半同様に68分に失点してしまう。相手の中央突破に対応出来ずに、タイミングの良いミドルシュートが決まり、再度リードを許す。

MF 13 高橋友希

MF 13 高橋友希

その後は、高橋を右サイドに投入して、突破を図る形でチャンスを作り出すが、1点が遠い。最後はGKの中野もCKでは攻め上がるが、得点を奪うことが出来ずに、1-2で敗れる悔しい最終戦となった。

序盤から圧倒的にボールを支配していただけに、結果につなげることが出来なかった点は非常に悔やまれる。ただ、1シーズン実践してきた、落ち着いてボールをつないで崩す形が試合を進める中では終始見えた点を成果として次につなげていきたい。

今シーズンを4位で終えることとなったが、振り返れば90分間の内容で見れば勝てた試合と言える試合も少なからずあった。ただ、勝負どころでの得点がなかなか生まれなかったのが、勝点の積み重ねにつながらなかった。そこの課題に継続して取り組んでいくことが、来シーズンへの積み上げになるだろう。3年生にとっては最後の試合になったが、今年のプリンスリーグには多くの1・2年生が出場しており、伸びしろは充分にある。ぜひ、来シーズンの優勝を目指して、トレーニングを続けてもらいたい。

※大会公式記録等はこちら

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