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【広島 2-1 京都】天皇杯決勝進出!!バトンを受け取った交代選手たちの力

 

ミヒャエル・スキッベ監督が、会見室に入り、椅子にどっかりと座った。

「本日の試合について」と司会に振られると、そこから一気に言葉を発した。

溜息をついたという表現もあって、それはそれで確かなのだが、その語感が持つ沈んだ感じではなくむしろ興奮していた。

「闘いだった」

そう言い切った時の勢いは、まだ闘っているかのよう。

「我々も、そして京都サンガも、すべてを出し切った。天皇杯の準決勝にふさわしい試合だった。ただ、我々は勝ちに値する試合をやったと思っていますし、決勝に進めることは非常に嬉しい。多くのチャンスをつくれたと思っていますし、シュートも沢山うてた。ただ、相手には常にカウンターのチャンスもありました。今日勝てたことは、とても嬉しい。来週の決勝に向けて、しっかりとやりたい」

常に冷静な指揮官をエキサイトさせるほど、120分の闘いは激闘だった。

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